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テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会5日目の20日、女子シングルスのトップハーフ3回戦8試合が行われ、第1シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)、第3シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)ら上位陣が順当に4回戦へ勝ち進んだ。
自身初となるメジャータイトルを目指すウォズニアキは、第31シードのM・ニクルスク(ルーマニア)に6-2, 6-2のストレートで勝利、3年連続となる4回戦進出を決めた。
今大会でベスト8に進出しないと無条件で世界ランク1位の座を失うこととなるウォズニアキは、自らのサーブで迎えた第2セット第7ゲームでマッチポイントのチャンスがあったが、このゲームをニクルスクにブレークされてしまう。
しかし、直後の第8ゲームで15-40とマッチポイントを握ったウォズニアキは、バックハンドのウィナーをダウン・ザ・ラインに決めゲームセット、1時間16分で4回戦に進出した。
前哨戦であるシドニー大会を制し、好調のままメルボルンに乗り込んできたアザレンカは、M・バーテル(ドイツ)を6-2, 6-4のストレートで下している。
先週行われたホバート大会では、予選から勝ち上がり見事にタイトルを獲得していたバーテルは、アザレンカよりも1本多い20本のウィナーを決めていたが、試合を通して1度もブレークに成功することはなかった。
5本目のマッチポイントでようやく勝利を手にしたアザレンカは「今日の終盤は、試合を終わらせるための勇敢さが足りませんでした。少しだけ怒りが必要でした。」と、自分に対する不満を口にしていた。
ナイトセッションでは2試合が行われており、ディフェンディング・チャンピオンのK・クレイステルス(ベルギー)が第20シードのD・ハンチュコバ(スロバキア)に6-3, 6-2で勝利している。
大会連覇を目指すクレイステルスは、4回戦で昨年の決勝でも対戦した第5シードのN・リー(中国)と顔を合わせる。この日のセンターコート最後の試合に登場したリーは、第26シードのA・メディーナ=ガリゲス(スペイン)と対戦したが、第1セット第3ゲームでメディーナ=ガリゲスが足首を捻り転倒。
コート上に倒れ込んだメディーナ=ガリゲスは人の手を借りながら立ち上がり、自分のベンチで治療を受ける。その後、何とかプレーを再開したメディーナ=ガリゲスであったが、第4ゲーム途中で試合の続行を断念、主審に棄権を申し入れた。
この他の試合の結果は以下の通り。
J・ヤンコビッチ(セルビア) (13) ○-× C・マーケイル(アメリカ), 6-2, 6-0
J・ジョルジュ (22) ○-× R・オプランディ(スイス), 3-6, 6-3, 6-1
I・ベネソバ(チェコ共和国) ○-× N・ブラチコワ(ロシア), 6-1, 6-3
今大会の優勝賞金は230万豪ドル。
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