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男子テニスツアーのサンクトペテルブルク・オープン(ロシア/サンクトペテルブルグ、賞金総額66万3750ドル、ハード)は26日、残りのシングルス1回戦4試合が行われ、第2シードのJ・ティプサレビッチ(セルビア)がO・ロクス(ベルギー)に6-2, 7-5のストレートで勝利、2回戦に進出した。
日曜日にモスクワで今季2勝目となるタイトルを獲得したばかりのティプサレビッチは、第1セットを2度のブレークで先取すると、第2セットでも5-2とリードを奪う。しかし、世界ランク70位のロクスはここから反撃に転じ、2度のブレークに成功すると5-5に追いつく。
世界ランク13位のティプサレビッチは、第2セット第11ゲームでこのセット3度目のブレークに成功すると、続く第12ゲームをキープして試合に終止符を打った。
「特に終盤にかけて、本当にタフな試合でした。」とティプサレビッチ。「大きな自信とともに今大会に来ました。良いプレーをしていましたが、5-2とリードした時に少しだけ油断してしまい、ポイントを取るのに頑張る必要はないと考えてしまいました。良いサーブが入らない時、ロクスは最悪な対戦相手の一人です。」
この他の1回戦では、I・アンドレエフ(ロシア)が第6シードのM・グラノジェルス(スペイン)に3-6, 6-4, 7-6 (7-4)で、A・セッピ(イタリア)がV・ポスピシルに7-5, 7-6 (7-4)で、そしてP・コールシュライバー(ドイツ)がC・ベルロク(アルゼンチン)に6-7 (4-7), 6-3, 6-1で勝利している。
この日はシングルス2回戦2試合も行われており、第5シードのM・ヨージニ(ロシア)がJ・ベネトー(フランス)に6-4, 3-6, 6-2で、A・マンナリノ(フランス)がL・ロソル(チェコ共和国)に6-2, 7-6 (7-5)で勝利、それぞれベスト8進出を決めている。
今大会では2004年に優勝、昨年は準優勝と好成績を残しているヨージニは、ファイナルセットで5-2とリードを奪うと、続く第8ゲームではブレークピンチを切り抜けてキープ、2時間6分で勝利を手繰り寄せた。
世界ランク33位のヨージニは「タフな試合でしたし、とてもムラがある内容でした。第3セットに集中できて勝つことができ満足しています。」とコメントを残している。
今大会の優勝賞金は11万4750ドル。
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