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マレーが圧勝でベスト８進出◇楽天ジャパン・オープン=差替え
男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン（東京/有明コロシアム、賞金総額１２１万４５００ドル、ハード）は大会４日目の６日、シングル２回戦が行われ、第２シードのＡ・マレー（英国）がＡ・ボゴモロフJR（ロシア）に6-1, 6-2のストレートで圧勝、ベスト８進出を果たした。
前日に行ったＭ・バグダティス（キプロス）との１回戦ではフルセットの接戦を演じていたマレーであったが、この日はオープニングゲームからボゴモロフのサービスゲームをブレークすると、自身のサービスゲームでは１本もブレークピンチに直面しない完璧なプレーを展開する。
第１セット２－１から４ゲームを連取したマレーは、第２セットに入っても勢いは衰えず２－２から４ゲームを連取して世界ランク３８位のボゴモロフを突き放した。
この日の試合を通してマレーは、ファーストサーブが決まった時には９５％と高い確率でポイントを奪取、特に第２セットでは３ゲーム連続でラブキープに成功するなど、相手にチャンスを与えなかった。
準々決勝でマレーはＤ・ナルバンディアン（アルゼンチン）とＩ・ドディグ（クロアチア）の２回戦の勝者と対戦する。
２日連続での試合となったマレーは「今日の試合が初めて屋外での試合でした。１回戦が水曜日だったので、毎日試合があることは分かっていました。それぞれ試合にベストを尽くします。」とコメントしている。
また先週はタイでタイトルを獲得しているマレーは「アジア遠征の良いスタートを切れました。ここで良い結果が残せるように頑張ります。バンコクも東京も長い間来ていなかったので、戻って来られてうれしいです。」と、久々のアジアでの好調さをアピールしていた。
（2011年10月6日18時10分）
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