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女子テニスツアーの東レ・パン・パシフィック・オープン(東京/有明、賞金総額205万ドル、ハード)は大会7日目の1日、シングルス決勝が行われ、第9シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)が第4シードのV・ズヴォナレーワ(ロシア)に6-3, 6-2のストレートで勝利、今季2勝目となるタイトルと優勝賞金36万ドルを手に入れた。
ラドワンスカのサーブで始まったこの試合、オープニングゲームでいきなりブレークに成功したズヴォナレーワが2-0とリードを奪う。続く第3ゲームでもズヴォナレーワがブレークチャンスを迎えるが、このピンチを切り抜けたラドワンスカがサービスキープに成功すると、一気に5ゲームを連取、試合の主導権を奪い返す。
安定したプレーでズヴォナレーワのミスを誘い出すラドワンスカは、第8ゲームで最初のセットポイントを迎えるが、ここはズヴォナレーワが粘りを見せてサービスキープ、ゲームカウント5-3となる。続く第9ゲームはデュースまでもつれるが、2本目のセットポイントでズヴォナレーワがバックハンドでエラー、ラドワンスカがセットを先取する。
第2セットに入るとミスの増え始めたズヴォナレーワに対し、ラドワンスカが堅実なプレーでポイントを重ね、第1、第5ゲームでブレークに成功、4-1とリードを奪う。続く2ゲームをお互いにブレークして迎えた第8ゲーム、40-30とラドワンスカのマッチポイントを迎えると、最後はズヴォナレーワのフォアがサイドに切れてゲームセット、1時間15分でラドワンスカの優勝が決まった。
準優勝に終わったズヴォナレーワは表彰式のスピーチで「まずは彼女におめでとうと言いたいです。彼女は優勝にふさわしいと思います。大変な時期なのに、ここにきて応援してくれた皆さんのおかげで良いプレーが出来ました。初めてここで決勝に進出できました。来年も戻ってこれたらと思っています。」と、ラドワンスカを祝福した。
優勝トロフィーと優勝賞金を受け取ったラドワンスカはチャンピオンズ・スピーチで「ベラはいつも素晴らしいプレーをしてくれる、素晴らしい選手です。私にとって素晴らしい1週間でした。このセンターコートで再び試合が出来たこと、皆さんの温かい応援に感謝しています。来年また、ここでお会いしましょう。」と、ファンへ感謝の言葉を残した。
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