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女子テニスツアーのAEGONクラシック(英国/バーミンガム、賞金総額22万ドル、芝)は13日、雨で順延となっていたシングルス決勝が行われ、S・リシキ(ドイツ)が第4シードのD・ハンチュコバ(スロバキア)に6-3, 6-2のストレートで勝利、キャリア通算2勝目となるタイトルと優勝賞金3万7000ドルを手に入れた。
この日の試合でリシキは、女子ツアー屈指と言われる強力なサーブと強烈なグラウンドストロークでハンチュコバを終始圧倒、1時間13分でおよそ2年ぶりとなるツアー優勝を果たした。
2009年には当時19歳ながらもウィンブルドンでベスト8入りを果たし、世界ランキングでもトップ30入りするなど将来を期待されていたリシキであったが、昨シーズンは足首の怪我のために休養を余儀なくされ、世界ランクも一時は200位圏外まで落ち込んでいた。
「信じられませんし、震えていました。」とリシキ。「本当に素晴らしい1週間でした。大会が始まったときには、今日ここに立っているなんで考えてもいませんでした。怪我からの復帰は、とても難しいことですから、これは大きな意味を持ちます。」
またリシキは、2009年の実績と今大会での活躍によって、今年のウィンブルドンでワイルドカードを獲得、本戦から出場できることが先週の日曜日に決まっていた。
「もしワイルドカードを貰えなければ、明日から予選に出場しなければなりませんでした。その代わりに数日の休養は、ありがたいことです。しかし、自分自身でプレッシャーをかけることはしたくありません。」と語ったリシキは、今年の全仏オープンでは予選を突破して2回戦に進出していた。
一方のハンチュコバは、今大会の準決勝でA・イバノビッチ(セルビア)を破っていたものの、決勝では肩の怪我のために思うようなプレーが出来なかった。
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