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男子テニスツアーのAEGON選手権(英国/ロンドン、賞金総額69万4250ユーロ、芝)は7日、残りのシングルス1回戦9試合が行われ、添田豪(日本)はR・シュティエパネック(チェコ共和国)に1-6, 3-6のストレートで敗れ、初戦で姿を消した。
今大会には本戦からの出場となった世界ランク130位の添田であったが、同57位のシュティエパネックに試合を通して4度のブレークを許し、1時間6分で惨敗となった。
この他の1回戦では、第9シードのD・ナルバンディアン(アルゼンチン)がI・マルチェンコ(ウクライナ)に6-3, 6-4で、第12シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)がD・イストミン(ウズベキスタン)に6-4, 6-2で勝利している。
3月のデビスカップ以来の試合となるナルバンディアンは、世界ランク108位のマルチェンコから各セット1度ずつのブレークに成功すると1時間23分で勝利、復帰戦を勝利で飾っている。
一方のデル=ポトロはこの日の試合中、滑りやすい芝コートに何度か苦しめられる場面があった。第2セット第5ゲームでスライディングを試みたデル=ポトロは、痛みで表情をゆがめ、メディカル・タイムアウトを要求した。
この時に左大腿部にテーピングを施されたデル=ポトロは、そのまま試合に復帰すると、その後はゲームを失うことなく試合を終わらせた。
「何も危険なことはないと確認しただけです。」とデル=ポトロ。「トレーナーが大丈夫と言ってくれ、テーピングをしてくれたので、試合を終わらせられました。」
また昨年は怪我のため、この時期は試合に出場していなかったデル=ポトロは「本当に良いプレーでした。芝のコートでの試合は2009年以来でしたから、僕にとっては良い復帰戦でした。」と、2年ぶりとなる芝コートの感触についてコメントを残した。
この他の1回戦の結果は以下の通り。
J・ティプサレビッチ(セルビア) (14) ○-× B・カブチッチ(スロベニア), 6-4, 6-4
K・アンダーソン(南アフリカ) (15) ○-× I・カルロビッチ(クロアチア), 6-4, 7-6 (7-2)
M・エブデン(オーストラリア) ○-× S・デウバーマン(インド), 7-5, 6-3
X・マリス(ベルギー) ○-× M・バッヒンガー(ドイツ), 6-4, 6-4
M・ラッセル(アメリカ) ○-× D・グレメルマイヤー(ドイツ), 6-3, 7-5
A・マンナリノ(フランス) ○-× E・ガルビス(ラトビア), 6-3, 6-3
この日はシングルス2回戦6試合も行われており、第3シードのA・ロディック(アメリカ)がF・ロペス(スペイン)に7-6 (7-2), 6-7 (5-7), 6-4の接戦で勝利している。
試合を通してロペスに35本ものサービスエースを決められたロディックであったが、第3セット第10ゲームでロペスのサービスゲームをブレークに成功し、2時間13分で勝利を収めている。
右肩の怪我のために全仏オープンを欠場していたロディックは「芝のコートは大好きだし、戻ってこれてハッピーだね。良い気分さ。」と、得意とするサーフェスでのプレーを振り返っていた。
この他の2回戦の結果は以下の通り。
J・ワード(英国) ○-× S・ワウリンカ(スイス) (4), 7-6 (7-3), 6-3
JW・ツォンガ(フランス) (5) ○-× M・ベレー(ドイツ), 6-0, 6-1
F・ベルダスコ(スペイン) (7) ○-× N・マウー(フランス), 6-2, 6-3
M・ロドラ(フランス) (10) ○-× J・ベネトー(フランス), 6-4, 7-5
S・クエリー(アメリカ) (13) ○-× R・シュトラー(ドイツ), 7-6 (8-6), 5-7, 6-3
今大会の優勝賞金は7万7500ユーロ。
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