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テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、賞金総額1752万ユーロ、クレー)は大会12日目の2日、ミックスダブルス決勝が行われ、C・デラクア(オーストラリア)/S・リプスキー(アメリカ)組が第1シードのK・シュレボトニック(スロベニア)/N・ジモンイッチ(セルビア)組に7-6 (8-6), 4-6, [10-7]の接戦で勝利、見事タイトルと優勝賞金10万ユーロを獲得した。
ノーシードのデラクア/リプスキー組は、決勝までシード勢と対戦することなく勝ち進んでおり、初めて対戦するシードペアが決勝での第1シードとなっていた。
女子シングルス準決勝2試合のあとにセンターコートで行われたこの試合、第1セットから接戦となりタイブレークに突入するが、セットを先取したのはノーシードペアであった。
続く第2セット、この種目に採用されているノーアドルールにより3度もブレークが起こったが、ここは2度のブレークに成功した第1シードペアがセットを奪取、タイトルの行方はスーパータイブレークに委ねられた。
スーパータイブレークでは、デラクア/リプスキー組が9-6とマッチポイントを握ると、トップシードペアは1ポイントを取り返すが、2本目のマッチポイントでジモンイッチのフォアハンドがベースラインを割りゲームセットとなった。
試合後にデラクアは「短くなったデュースとスーパータイブレークが採用されたことは、明らかにプレーの仕方を変えました。重要なポイントでは攻撃しなくてはなりませんし、私たちはそれが良くできていました。大会を通してタイブレークでは負けていません。私たちはやりきると言い聞かせながらコートに向かっていました。そして、グランドスラムのタイトルを手にしました!」と、喜びを語った。
試合後の会見に登場したデラクアとリプスキーは、その会見の間にウィンブルドンでもペアを組むことを決めている。
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