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男子テニスツアーのリージョンズ・モーガン・キーガン選手権(アメリカ/メンフィス、賞金総額110万ドル、ハード)は17日、シングルス2回戦6試合が行なわれ、第1シードのA・ロディック(アメリカ)がJ・ティプサレビッチ(セルビア)に6-1, 7-6 (10-8)のストレートで勝利、準々決勝に駒を進めた。
第2セットのタイブレークでは、2本のセットポイントをしのいでいたロディックは「序盤は激しくて、競った内容だった。両者ともに何本かのミスを犯していたし、最後は結構良いレベルになっていた。プレッシャーの中でも、いくつかのショットを成功できたのは良かった。それが唯一の自信を積み上げる手段だからね。」と、タイブレークについてコメントしている。
第1セットを先取したロディックであったが、第2セット第6ゲームではラブゲームでブレークを許してしまっていた。しかし、その後のゲームでブレークバックに成功し、何とかタイブレークに持ち込むことに成功していた。
「転がり落ちたようだよ。あのリターンゲームで、何本か良いショットを彼に決められてしまった。まるで、あのゲームのために良いショットを溜め込んでいたようだったね。」とコメントしたロディックは、準々決勝でL・ヒューイット(オーストラリア)と対戦する。
今大会にはノーシードとして出場しているヒューイットは、A・マンナリノ(フランス)を6-7 (9-11), 7-5, 6-0の逆転で破り、ベスト8入りに成功している。
第1セットではチャンスがありながらも接戦となったタイブレークの末に落としていたヒューイットは、自らのサービスゲームであった第2セット第10ゲーム、マンナリノに2本のマッチポイントを握られるも、ここを何とかキープ。続く第11ゲームでこのセット2度目のブレークに成功すると、そのままセットオールに追いつく。
第3セットでは、完全に息を吹き返したヒューイットがマンナリノを圧倒。ベーグルでこのセットを獲ったヒューイットが、2時間38分で勝利を収めた。
1回戦で第2シードのF・ベルダスコ(スペイン)を破っているM・ラオニク(カナダ)は、R・シュティエパネック(チェコ共和国)との接戦を6-4, 6-7 (10-12), 7-6 (7-1)で制し、2大会連続となるベスト8進出を決めている。
先週行なわれたSAPオープン決勝でもベルダスコに勝利していたラオニクは、この日の試合では大会新記録となる38本のサービスエースを決めている。これはATPが記録を始めた1991年からの記録としては、3セットマッチで歴代5位となる。
今大会のディフェンディング・チャンピオンである第5シードのS・クエリー(アメリカ)は、B・ダブル(アルゼンチン)に6-3, 7-6 (7-3)のストレートで勝利、ベスト8入りを果している。
世界ランク15位のクエリーは、今大会が始まるまで6連敗と調子を落としていたが、初戦でD・イストミン(ウズベキスタン)に勝利、連敗記録をストップさせていた。
この他の試合では、元世界ランク4位のJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)がI・ドディグ(クロアチア)を6-4, 6-4で、予選から勝ち上がってきたM・ラッセル(アメリカ)がF・セラ(フランス)を6-4, 6-4で下し、それぞれ準々決勝に進出している。
今大会の優勝賞金は26万4000ドル。
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