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男子テニスツアーのSAPオープン（アメリカ/サンホセ、賞金総額５３万１０００ドル、ハード）は７日、シングルス１回戦５試合が行なわれ、元世界ランク４位のＪ・ブレーク（アメリカ）がＪ・レヴィン（アメリカ）に7-5, 6-1のストレートで勝利、昨年１０月以来となる公式戦で白星を挙げた。

３１歳のブレークは、肩と膝の怪我の影響により、昨年１０月に行なわれたヴィエナ大会を最後にツアーから遠ざかっていた。これまでツアー１０勝を誇るブレークであるが、現在は世界ランク１７０位まで落ち込んでいる。

ブレークは２００４年にも首の怪我から復帰を果たし、その後にトップ５入りを果しているが、再度の復帰を目指している。

予選を勝ち上がってきた世界ランク２９３位のレヴィンに先にブレークを許してしまったブレークであるが、第１セット第１０ゲームでブレークバックに成功すると、逆転でセットを先取する。

第２セットに入ると、ブレークの一方的な展開となり７ゲームの間に失ったポイントはわずか１１と、同胞の後輩を一気に突き放した。

この他の試合の結果は以下の通り。

Ｄ・イストミン（ウズベキスタン） (5) ○-× Ｒ・ボルバノフ, 6-3, 7-5
Ｔ・スミチェク ○-× Ｒ・ファラ, 7-5, 3-6, 6-3
Ｍ・ラッセル（アメリカ） ○-× Ａ・クズネツォフ（ロシア）（アメリカ）, 6-4, 6-2
Ｄ・ヤング（アメリカ） ○-× Ｄ・ブラウン（ジャマイカ）, 7-6 (7-2), 6-4

この日の夜には、今大会第２シードであるＧ・モンフィス（フランス）とＰ・サンプラス（アメリカ）によるエキシビションマッチが行われ、モンフィスが7-6 (7-4), 6-4で勝利を収めている。

またダブルス１回戦にはＲ・ベランキス（リトアニア）（リトアニア）／錦織圭（日本）組が登場し、Ｊ・ブランストロム（スウェーデン）／Ｔ・パロット組に6-7 (4-7), 6-0, [10-6]の逆転でベスト８進出を決めている。

今大会の優勝賞金は９万２０００ドル。