- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

ジョコビッチがフェデラー破り決勝進出◇全豪オープン

テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会11日目の27日、ナイトセッションで男子シングルス準決勝が行なわれ、第3シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第2シードのR・フェデラー(スイス)に7-6 (7-3), 7-5, 6-4のストレートで勝利、決勝進出を決めた。

この試合の結果、世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)とフェデラーのどちらもが決勝を前に敗退したことになる。これは2008年の全豪オープン以来のこととなる。前日に行なわれた準々決勝で、ナダルは同胞のD・フェレール(スペイン)の前に敗れ去っている。

昨年のUSオープンに続き決勝進出となったジョコビッチは、フェレールとA・マレー(英国)の勝者とタイトルを争うこととなる。

フェデラーとナダルは、2005年から2010年までの6年間で行なわれたグランドスラム24大会中、2人合わせて21のタイトルを獲得していた。また、フェデラーがグランドスラムのタイトルを保持していないのは、2003年以来のこととなる。

また今回でフェデラーは、ジョコビッチに対しグランドスラムにおいて2連敗を喫することとなった。前回の対戦となった昨年のUSオープン準決勝では、フェデラーはマッチポイントのチャンスがありながらも、ジョコビッチに逆転を許している。

「とても残念だし、この時間はとても辛い。」とフェデラー。「5度目の優勝が出来れば良いと思っていました。だけど、その願いも今夜で終わりました。これが最後ではありませんし、これから開催される多くの大会の始まりに過ぎません。」

会見では重要なポイントで良いプレーが出来なかったとしたフェデラーは、第1セットのタイブレークではバックハンドのミスが原因で、ジョコビッチに4本のセットポイントを与えていた。

第2セットに入るとフェデラーが反撃を開始、早々にブレークに成功するとゲームカウント5-2とリードを奪う。しかし、ここからジョコビッチが脅威の粘りを見せてブレークバックに成功し追いつくと、逆転でこのセットを奪取した。

せっかくのチャンスを活かせなかったフェデラーは「僕にわずかなチャンスがある時は、僕がベストプレーをしないか、彼がベストプレーをするかだった。その点についてタフな夜でした。そういったポイントが試合の行く末を決定してしまう。」と、試合を振り返っている。

前日に敗れたナダルは、左足の筋肉に怪我を負い、また直前に患っていた疾患のために大会への準備も不十分だった。対するフェデラーは、この日の試合には敗れたものの、コンディションへの不安はないようだ。

「体調は良いよ。これからプレーする15大会か何大会については、とても楽観的です。本当に最近は敗戦を喫していませんでしたし、自分のプレーのレベルやコンディションには満足しています。」

「これからのシーズンにワクワクしています。今回は明らかに少しショックです。だけど同時に、良いトーナメントでもありました。後悔はありません。」

タイトルを獲得した2008年以来となる決勝進出を決めたジョコビッチは、これから行なわれるマレーとフェレールの準決勝を、ポップコーンを食べながらリラックスして観戦する予定としている。

ジョコビッチとJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)は、ナダルとフェデラーが支配する男子テニス界において、2005年からのグランドスラムでタイトルを獲得できた唯一の現役選手となる。デル=ポトロは2009年のUSオープン決勝でフェデラーを破り優勝、ジョコビッチは2008年に今大会を制した。

それ以来、ジョコビッチは2強に次ぐ選手として存在感をアピールしてきた。昨年まで4年連続で世界ランク3位としてシーズンを終えていたジョコビッチは「最近の試合の中では、本当に最高の試合の一つでした。」と、勝利の喜びを噛みしめていた。

またジョコビッチは、フェデラーとナダルがテニスにもたらしてくれたことに対し感謝をしつつも、この2強体制に風穴を開けることをためらうつもりはないとした。

「フェデラーとナダルに勝てる選手が多くなるのは、テニスにとっても良いことだと思う。彼らが6年間で成し遂げてきたことは、賞賛に値します。とても圧倒的で、偉大なチャンピオンのお手本でした。」

「彼らに挑戦するのは本当に大変なことです。特に、彼らがベストパフォーマンスを見せるグランドスラムでは。今ではそれも変わりつつあるのかも知れません。全体的に見れば、競技にとってもプラスでしょう。」

ここまでは熱く語っていたジョコビッチであったが、話が世代交代にまで及ぶと慎重に言葉を選ぶようになった。

「それについて語るのは早いと思います。ロジャーはいまだに世界ランク1位を目指していますし、プレーも素晴らしいです。今夜は僕の方が良いプレーをしたかもしれませんが、彼はまだここまで勝ちあがってきましたし、最近の5、6大会中5大会くらいで優勝しているでしょう。」

「またナダルも居ます。彼はとても圧倒的な選手。僕らはいまだに彼らの後ろにいますし、新しい時代が来たとは言えません。グランドスラムで優勝できる選手はたくさんいます。これは良いことです。」

日曜日に予定されている決勝でマレーかフェレールのどちらかが勝利すれば、新しいグランドスラム覇者がツアーに加わることとなる。しかしフェデラーはライバル達に対し警告をしている。また勝敗は平家の常とし、今回の敗戦も乗り越えられるとしている。

「グランドスラムに勝っていないから、テニスを出来ないという意味ではありません。それは時々、物事がどうやって表現されるかなのです。昨年は素晴らしいシーズンでしたし、今年も素晴らしいものに出来ると考えています。」

(2011年1月28日11時56分)

その他のニュース

4月27日

ナダルとアルカラス 五輪でペア結成へ (8時15分)

アルカラス 3連覇へ好発進 (6時47分)

ダニエル太郎 逆転負けで2回戦敗退 (5時33分)

4月26日

運も味方に 昨年女王が接戦制す (22時45分)

本玉真唯と柴原瑛菜が4強 (21時45分)

新たなMS開催報道をATPが否定 (19時54分)

全仏OP賞金総額が過去最高90億円に (19時01分)

「優勝は大きな意味」女王が初戦突破 (18時02分)

現役選手で4人目の1000試合到達 (17時01分)

17歳新星が逆転勝ちでMS初白星 (16時03分)

“ダブルベーグル”の圧勝劇 ガウフが3回戦へ (12時20分)

西岡は「僕を苦しめる」オジェが逆転で初戦突破 (11時04分)

ナダル「全ての瞬間を楽しもう」 (10時03分)

大坂撃破「彼女は素晴らしかった」 (8時28分)

ナダル 21歳年下に完勝で初戦突破 (7時20分)

4月25日

大坂なおみ 激闘の末2回戦敗退 (23時14分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsサムソノヴァ (21時40分)

柴原瑛菜ら日本勢3選手が8強 (21時04分)

西岡良仁 マドリッドOP初戦敗退 (20時36分)

【1ポイント速報】西岡良仁vsオジェアリアシム (18時05分)

大坂なおみ 2回戦相手は直近3連敗中 (17時54分)

東京五輪金の元世界4位が出産発表 (16時46分)

強烈サーブもラケットすっぽ抜け (15時24分)

19歳シャン 4時間死闘制す「人生最長の試合」 (12時19分)

日比野菜緒 マドリッドOP初戦敗退 (11時02分)

小田凱人が書籍発売 (10時04分)

ナダル 満身創痍の復帰「体の限界がある」 (8時04分)

大坂「クレーで優勝したい」 (7時11分)

4月24日

本玉真唯ら 日本勢5名が初戦突破 (22時51分)

大坂なおみ 初戦突破 クレー2年ぶり白星 (21時52分)

【1ポイント速報】大坂なおみ マドリッドOP1回戦 (20時38分)

ダニエル太郎 熱戦制し初戦突破 (20時36分)

【1ポイント速報】ダニエルvsブキッチ (18時40分)

大坂なおみ 初戦の相手ミネンとは? (18時36分)

ディアドラ 80年代/90年代イメージの新作入荷 (15時54分)

引退の元世界1位に多くの惜別の声 (15時35分)

メド、クレーに自信も勝敗は「五分五分」 (14時25分)

シナー「自分に重圧かけたくない」 (11時10分)

アルカラス「ラファと決勝戦えたら最高」 (10時09分)

望月 マドリッドOP本戦入りならず (8時21分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!