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12月3日から5日にかけて行われる男子テニスの国別対抗戦デビスカップの決勝戦の対戦カードが木曜日に決まった。セルビアのベオグラードで開催される決勝は、地元セルビアがフランスを招いて行われるが、金曜日に行われるオープニング・マッチではJ・ティプサレビッチ(セルビア)がフランスのエースであるG・モンフィス(フランス)と対戦する。
2008年に初めてワールドグループ入りして初優勝を狙うセルビアに対して、フランスは今回で16回目の決勝戦で、実に10回目の優勝を狙う。セルビアは世界ランク3位のN・ジョコビッチ(セルビア)をエースにここまで勝ち上がってきた。ティプサレビッチは2000年にまだユーゴスラビア時代に初めて国の代表として出場を果たし、今年9月に行われた準決勝のチェコ共和国との対戦では、2勝2敗から勝敗を決める最後のシングルスでR・シュティエパネック(チェコ共和国)を下して祖国へ勝利を導いていた。
今年のデビスカップのシングルスで負けなしである同12位のモンフィスは「地元セルビアの観客の前で、第1試合に登場する彼(ティプサレビッチ)はかなり緊張するはずさ。僕はリラックスして、自分のテニスをするように努力するだけ。もちろんプレッシャーはあるけど、試合はプレッシャーだらけだからね。」と試合へ向けての意気込みを語った。
それに対して同49位のティプサレビッチは「ガエル(モンフィス)が1万8千人の地元セルビアの観客の前で、僕が彼より緊張すると感じているなら、考え直した方がいいね。もちろんお互いプレッシャーの中で戦うし、彼がここまでの勝ち上がりで素晴らしいプレーをしてきたことも知っている。でも正直、セルビアへの大歓声の元での試合で彼が完全にリラックスして試合ができるとは考えられないからね。」と早くも舌戦を繰り広げた。
第2試合ではセルビアのエース、ジョコビッチが同42位のG・シモン(フランス)と対戦する。今年は怪我に泣かされランキングを下げているシモンだが、昨年1月には自己最高位の6位まで行った実力者だ。
23歳のジョコビッチは「僕達はとても興奮しているし、試合が始まるのを待ちわびているんだ。地元の声援が我々の力になってくれると信じている。ベストのプレーが出来るように、肉体的にも精神的にも準備は整っている。シモンは試合巧者で戦いにくい選手。誰と対戦しても自分の最高のプレーをすることが勝利を導いてくれると信じている。」と木曜日のドロー・セレモニーで試合への思いを語った。
「自分に降りかかるプレッシャーが逆に、アウェーの雰囲気を忘れさせてくれるさ。」と語るのは25歳のシモン。「どんな状況になるかは金曜日にならないと分からないけど、自然体で臨みたい。子供の頃からこの決勝の舞台に立つことが夢だったんだ。親しいモンフィスと一緒に立てるなんて信じられない。絶対トロフィーをフランスへ持って帰るよ。」
2日目にはダブルスが行われる。セルビアはV・トロイキ(セルビア)と先に行われたツアー最終戦のダブルスで優勝したN・ジモンイッチ(セルビア)のペアで、フランスはA・クレマン(フランス)とM・ロドラ(フランス)のペアで臨む。最終日の日曜日はジョコビッチがモンフィスと、ティプサレビッチがシモンとシングルスを行う。
当初、フランス監督のG・フォルジェ(フランス)氏が第2シングルスに誰を起用するかが話題になっていた。と言うのも、11月にフランスはパリで行われたBNPパリバ・マスターズで、ロドラがジョコビッチを下す金星を上げ、現在は自己最高位の23位までランキングを上げる好調さを見せていたからだ。しかしロドラはダブルス巧者として知られ、今年出場したダブルスでは3戦全勝とフランスの勝利に貢献していた。
「自分の考えでは、これがフランスチームにとって最高の選択。勝敗は日曜日にまでもつれることとなるだろう。この選択で、日曜日のシングルスには他のチョイスも考えられるからね。」とフォルジェ氏は自身の決断についてコメントしていた。試合の結果次第では、日曜日のシングルスに選手を交代させて臨む可能性も示唆していた。
世界ランク13位のJW・ツォンガ(フランス)を怪我で欠く布陣のフランスだが「我々はツォンガを欠いて準々決勝と準決勝を勝ち抜いて来た。それが今年のフランスの強さを証明している。セルビアはジョコビッチがいなかったらここまで来れたかは疑問だね。」とフォルジェ氏は選手層の厚さに自信を見せた。
2010年の世界一の国を決めるデビスカップ決勝戦は、現地時間3日金曜日の午後2時にスタートする。
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