HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
男子テニスツアーのマスターズ1000シリーズであるBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、賞金総額222万7500ユーロ、ハード)は11日、シングルス3回戦8試合が行なわれ、A・ロディック(アメリカ)、T・ベルディフ(チェコ共和国)、そしてD・フェレール(スペイン)がツアー最終戦の出場権を獲得した。
第8シードのロディックはこの日、E・ガルビス(ラトビア)を6-3, 7-6 (10-8)で下し準々決勝に進出、この瞬間、世界ランク12位であるJ・メルツァー(オーストリア)の最終戦出場の望みを絶った。
第11シードのメルツァーは第7シードのフェレールを7-6 (8-6), 2-6, 6-3のフルセットで破ったものの、ツアー最終戦の出場権を獲得するためには今大会で優勝し、ロディックが3回戦で敗退することが必要だった。
また出場権争いの9位につけていた第6シードのF・ベルダスコ(スペイン)は第12シードのG・モンフィス(フランス)と対戦するも、地元観客の声援を受けたモンフィスが6-7 (4-7), 7-6 (7-2), 7-5の逆転で勝利、この結果、残り3枠となっていた最終戦の出場枠が全て決定した。
8年連続でツアー最終戦に出場することとなったロディックは「最終戦に出場することは、毎年のゴールだと思うね。毎年のことだけど、達成感があるのは確かだよ。1週間だけ良いプレーをするだけじゃなく、それを毎週続けてきた総決算のようなものなんだ。」と、最終戦に出場することの難しさを語った。
第1セット第2ゲームでブレークに成功したロディックは、そのリードを守りきって第1セットを先取すると、お互いにサービスキープを続けて突入した第2セットのタイブレークでは、4本目のマッチポイントで試合に終止符を打った。
この日の試合で12本のサービスエースを決め、1度もブレークされることのなかったロディックは、準々決勝で第4シードのR・ソデルリング(スウェーデン)と対戦する。ソデルリングは、元トップ10のS・ワウリンカ(スイス)を7-6 (7-3), 6-3のストレートで下し、ベスト8入りを決めている。
第1シードのR・フェデラー(スイス)は、R・シュティエパネック(チェコ共和国)を6-4, 6-3のストレートで破り、順当にベスト8入りとなっている。ストックホルム、バーゼルと2大会連続でタイトルを獲得しているフェデラーは、この日の勝利で連勝を11に伸ばしている。
その一方で第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)は、地元勢のM・ロドラ(フランス)に敗れ早くも大会を後にしている。世界ランク34位のロドラは、ディフェンディング・チャンピオンであるジョコビッチに7-6 (8-6), 6-2で勝利、ノーシードとして唯一となるベスト8入りを果たした。
この他の試合の結果は以下の通り。
A・マレー(英国) (3) ○-× M・チリッチ(クロアチア) (13), 7-6 (8-6), 3-6, 6-3
N・ダビデンコ(ロシア) (10) ○-× T・ベルディフ (5), 4-6, 7-6 (7-5), 6-0
今大会の優勝賞金は45万ユーロ。
その他のニュース
|
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.