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国内テニスツアーのニッケ全日本テニス選手権(東京/有明コロシアム、賞金総額1020万円、ハード)は5日、女子シングルス準決勝2試合が行われ、第1シードの土居美咲(日本)と第2シードの米村知子(日本)がそれぞれ勝利、決勝で全日本タイトルを争うこととなった。
この日のセンターコート第1試合に登場した土居は、第6シードの浜村夏美(日本)を6-1, 6-4のストレートで退け、自身初となる決勝進出を果たした。
一方の米村は、今年のインカレ・チャンピオンである桑田寛子(日本)に6-2, 6-3で快勝し2年連続、通算3度目となる決勝進出を決めた。
2回戦では第7シードの瀬間友里加(日本)、3回戦では第11シードの石津幸恵(日本)、そして準々決勝では第4シードの藤原里華(日本)に勝利していた桑田であったが、今大会の女子シングルス優勝者に贈られる秩父宮妃記念楯に執念を燃やす米村の前に敗れ去った。
「決勝の舞台を楽しみたい。」と語った19歳の土居に対し、28歳の米村は2005年の決勝では森田あゆみ(日本)、昨年の決勝では奈良くるみ(日本)と過去2度の決勝ではそれぞれ10代の選手に敗れており、今年は3度目の正直を狙う。
この日はダブルス準決勝2試合も行われており、第4シードの浜村/藤原組が第6シードの土居/不田涼子(日本)組を6-4, 6-2で破ったほか、第3シードの青山修子(日本)/井上明里(日本)組が井上摩衣子/久松志保(日本)組を6-0, 7-5で撃破、それぞれ決勝進出を決めている。
今大会のシングルス優勝者には、優勝賞金200万円と来年のジャパン・オープン本戦の主催者出場権が与えられる。
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