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男子テニスツアーのバンク・オーストリア・テニス杯(オーストリア/ウィーン、賞金総額57万5250ユーロ、ハード)は土曜日に準決勝を行い、昨年覇者で地元期待の第1シードJ・メルツァー(オーストリア)が第3シードのN・アルマグロ(スペイン)を6-4, 6-4のストレートで下し、見事、決勝進出を決めた。
メルツァーは日曜日の決勝で、予選で敗れたもののラッキールーザーで本戦入りした地元期待のA・ハイデル=マウラーと対戦する。ハイデル=マウラーは準決勝でM・ベレー(ドイツ)を7-6 (8-6), 6-7 (1-7), 6-3で振り切っての勝ち上がり。
地元勢同士の対戦となった今回の決勝戦についてメルツァーは「オーストリアのテニス界にとってすばらしいことです。」と話している。
今大会で地元勢同士の決勝戦となったのは1988年以来のことで、そのときはH・スコフが元世界王者で最近ツアーに復帰を果たしたT・ムスター(オーストリア)を下して優勝している。
世界ランキング12位のメルツァーは、これまでATPツアーで9度も決勝に進んでいるが、優勝はわずかに1度しかない。今季は7月のハンブルグの大会に続いて2度目の決勝進出だが、そのときも決勝でA・ゴルベフ(カザフスタン)に敗れて準優勝だった。今大会では第1シードの意地を見せてぜひとも優勝したいところだ。
一方、世界157位のハイデル=マウラーは今大会の前の段階でツアーでベスト8入りしたことがなく、この地元の大会では快進撃をみせている。ハイデル=マウラーは予選で敗れたものの、E・ガルビス(ラトビア)が個人的な理由で大会前に棄権したため、本戦入りを果たしていた。
ハイデル=マウラーは「(決勝に進めたなんで)信じられません。この1週間、ずっと興奮していて毎晩4~5時間しか寝ていません。」と心情を明かしている。
今大会の優勝賞金は10万3900ユーロ。
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