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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は大会8日目の29日、女子シングルス準々決勝が行われ、ノーシードのT・ピロンコバ(ブルガリア)が第2シードのV・ウィリアムズ(アメリカ)を6-2, 6-3のストレートで破り、自身初となるグランドスラム4強入りを果たした。
これまでのグランドスラムでの最高成績は2回戦であったピロンコバは、第1セット2-2から4ゲームを連取してセットを先取する。
第2セットに入ると今大会で5度の優勝を誇るヴィーナスが反撃に転じ、序盤でブレークに成功し2-1とリードするが、ピロンコバがブレークバックに成功すると、さらにブレークを重ね逆にピロンコバが5-2とリードを奪う。
ヴィーナスのサービスゲームで迎えた第8ゲーム、ヴェーナスのミスなどもありピロンコバは2本のマッチポイントを握るが、ここはヴィーナスが粘りサービスキープする。
そしてピロンコバのサービング・フォー・ザ・マッチとなる第9ゲーム、この試合3本目のマッチポイントのチャンスを迎えたピロンコバに対し、ヴィーナスはネットに詰めるがフォアボレーがサイドラインを割りゲームセット、試合時間は1時間25分だった。
この試合でヴィーナスはピロンコバの12本を上回る22本のウィナーを決めた一方で、実に29本もの凡ミスを犯しており、試合を通して犯した凡ミスがわずかに6本と堅実なプレーを展開したピロンコバの前に自滅した格好となった。
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