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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝）は大会２日目の２２日、女子シングルス１回戦に日本勢から森田あゆみ（日本）が登場、Ｔ・タナスガーン（タイ）を7-5, 6-1のストレートで破り、グランドスラム本戦での初勝利を挙げ２回戦に進出した。

今大会で通算９度目のグランドスラム本戦出場を果たしていた森田は、２００８年のベスト８であるタナスガーンに対し常に先行する展開で第１セットを先取すると、第２セットでは一気に５ゲームを連取、そのまま押し切った。

試合を通して２８本ものウィナーを決めた森田は、わずか１０本しか凡ミスを犯していなかった。一方、堅実なプレーが持ち味であるタナスガーンは１４本もの凡ミスを犯しており、内容でも森田が上回っていた。

メジャー挑戦９大会目にして念願の初戦突破を果たした２０歳の森田は、２回戦で世界ランク４６位のＤ・チブルコワ（スロバキア）と対戦する。