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男子テニスツアーのカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、賞金総額102万4000ドル、ハード)は9日、シングルス決勝が行なわれ、第3シードのN・ダビデンコ(ロシア)が2本のマッチポイントをしのぎ、0-6, 7-6 (10-8), 6-4の逆転で第2シードのR・ナダル(スペイン)に勝利、今季開幕戦でタイトルを獲得した。
第1セットをあっさりとナダルに先制されたダビデンコは、第2セットのタイブレークで4-1とリードを奪った。しかし、そこから凡ミスを重ねてしまい、ナダルにマッチポイントを与えてしまう。しかし、このピンチを切り抜け第2セットを奪い返したダビデンコは、第3セットで2度のブレークに成功、2時間43分で勝利を収めた。
世界ランク6位のダビデンコは、同2位のナダルに対し3連勝とするとともに、ナダルとの通算成績でも5勝4敗とし、勝ち越すことに成功した。
「ここで優勝するなんて想像もしていなかったよ。勝てて驚いている。ここで優勝するなんて素晴らしい気分だよ。この大会では準決勝と決勝をしたことがあったけど、勝てなかったのだから。」と、ダビデンコは優勝の喜びを語った。
昨年のツアー最終戦を制していたダビデンコは、これで2大会連続でのタイトル獲得となった。そのツアー最終戦でもダビデンコは、ナダルとR・フェデラー(スイス)から勝利を挙げていた。
マッチポイントを握りながらも、逆転で敗れたナダルであったが「ニコライにおめでとうと言いたい。彼は信じられないテニスをしていた。彼は僕より良いプレーをしていたよ。」と勝者を称えた。
この日の試合はナダルが第1セットで3度のブレークに成功し、ベーグルでこのセットを先制する。第2セットでは、両者1度ずつのブレークに成功するとタイブレークに突入、8-8と接戦が続いたが最後はダビデンコがバックハンドのウィナーで試合を振りだしに戻していた。
優勝賞金である18万5850ドルを手に入れたダビデンコは、これで1968年のオープン化以降20大会以上でタイトルを獲得した38番目の選手となった。
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