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昨年5月に突如引退を発表してテニス界に衝撃を与えた元女王のJ・エナン(ベルギー)。そのエナンが現役復帰の意向があるということが、21日に分かった。現地ベルギーの新聞社が伝えた。彼女のスポークスマンや公式ウェブサイトでは、この件についての声明は発表されていない。
世界ランク1位のままでの引退という史上初の決断を下し、世間を驚かせたエナンは当初、競技を続けることによる身体的な障害について語り、現役復帰は考えられないとしていた。
現在、ユニセフの親善大使も務めるエナンはトレーニングを再開したと報道されていたが、現役復帰の可能性についてのコメントはされていなかった。
グランドスラム通算7勝を誇るエナンは、現在27歳。27歳での復帰は遅いものではないことは、同胞のK・クレイステルス(ベルギー)が先のUSオープンで優勝したことで証明されている。
今年の夏におよそ2年ぶりにツアーに復帰したクレイステルスは、USオープンで世界ランク2位のS・ウィリアムズ(アメリカ)、同3位のV・ウィリアムズ(アメリカ)を決勝までの道程で破り、復帰3大会目にしてグランドスラム制覇を成し遂げていた。
このクレイステルスの優勝を受けてエナンは、自身のウェブサイトで「あなたが成し遂げたことは信じられないことです。あなたの素晴らしい勝利に、心からお祝いを申し上げます。」と、クレイステルスに対し祝福のメッセージを掲載していた。
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