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瀬間が接戦の末、初戦で姿を消す◇広州国際女子オープン
女子テニスツアーの広州国際女子オープン（中国/広州、賞金総額２２万ドル、ハード）は１４日に開幕し、初日のシングルスの１回戦には、先に行われたＵＳオープンで予選から勝ち上がり本戦出場を果たした瀬間友里加（日本）が登場したが、Ａ・パノワに2-6, 6-3, 6-7 (7-9)の接戦の末敗れ、ＵＳオープンの勢いを維持できなかった。
第１セットを失った瀬間だったが、続く第２セットでは反撃を見せ１セットオールへ持ち込んだ。しかし、勝敗を分ける第３セットでは両者譲らずタイブレークへともつれ込んだが、２時間４６分の接戦を物にすることができなかった。
この日唯一のシード勢では、第６シードのＯ・ゴヴォルツォバ（ベラルーシ）が主催者推薦のＸ・ハンを3-6, 6-4, 7-5の逆転で下し、順当に２回戦進出を決めた。ベスト８入りを懸けてパノワと２回戦で対戦する。
また、日本勢の藤原里華（日本）もＡ・アマンムラドワ（ウズベキスタン）との初戦に臨んだが、3-6, 2-6のストレートで敗れ、初戦で姿を消した。アマンムラドワは第５シードのＳ・ペア（イスラエル）とＫ・ウォールの勝者と２回戦を行う。
ダブルスの１回戦も行われ、クルム伊達公子（日本）が３月に行われたフランスの５万ドルのサーキットで準優勝を果たしたスン・ティエンティエン（中国）とペアーを組み、Ｋ・チャン/Ｙ・チェン組を6-2, 6-4のストレートで退けベスト８入りを決めた。
シングルスでも本戦出場をしているクルム伊達は、初戦で第１シードのＡ・メディーナ=ガリゲス（スペイン）と対戦する。
今大会の優勝賞金は３万７０００ドル。
（2009年9月15日11時25分）
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