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女子テニスツアーのパイロット・ペン・テニス女子(アメリカ/ニュー・ヘイブン、賞金総額60万ドル、ハード)は現地時間27日に準々決勝を行い、昨年覇者で第2シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)がV・ラッツァーノ(フランス)を6-4, 6-3のストレートで下し、準決勝進出を決めた。
ウォズニアキは第2セットの第4ゲーム中に蜂に付きまとわれ、集中力の維持に苦労しながらの勝利だった。
試合後、ウォズニアキは「蜂の攻撃が止まらなかったの。ラケットで叩いたけれど、まだ生きていた。敵は試合を諦めないし、蜂も攻撃を諦めないのね、と思ったわ。」と話している。
ウォズニアキは準決勝で最近好調のF・ペネッタ(イタリア)と対戦する。ペネッタは準々決勝で予選勝者のM・リバリコワ(スロバキア)に6-2, 6-2で圧勝している。
また伏兵のヴェスニナは元世界5位で現在は低迷しているA・チャクエタゼ(ロシア)を6-1, 7-5で下し、同様にベスト4進出を決めた。ヴェスニナはチャクエタゼとの6度目の対戦で、初金星をあげた。
試合後、ヴェスニナは「彼女(チャクエタゼ)は数年前とは違うプレーをしている。比較してみると、いまはちょっと調子の悪さを感じたわね。」と分析した。
チャクエタゼはサービスゲームに苦しみ、第1サーブの確率はわずか50%だった。
ヴェスニナは準決勝で、第1シードのS・クズネツォワ(ロシア)を7-6 (11-9), 2-6, 6-3で下した元世界女王で第8シードのA・モレスモ(フランス)と対戦する。
今大会の優勝賞金は9万8500ドル。
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