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女子テニスツアーのパイロット・ペン・テニス女子(アメリカ/ニュー・ヘイブン、賞金総額60万ドル、ハード)は現地時間26日にシングルス2回戦残り6試合を行い、第1シードのS・クズネツォワ(ロシア)が予選勝者のY・ウィックマイヤー(ベルギー)を6-4, 5-7, 7-6 (7-2)の接戦の末に下すなど、ベスト8が出揃った。
このUSオープン・シリーズでは思うようなプレーが出来ずにいる全仏オープン覇者のクズネツォワは、この日も予選を勝ち上がったウィックマイヤーに第2セット5-4とリードし、マッチポイントを掴むも、伸び盛りの19歳に挽回され、試合はフルセットに。
第3セットの第7ゲームで先にブレークを奪ったのがウィックマイヤー。5-4とリードしサービング・フォー・マッチを迎えた。そこで底力を発揮したクズネツォワがブレークバックに成功。タイブレークでは終始クズネツォワがリードし、苦戦を強いられた試合で勝利を勝ち取った。
敗れたウィックマイヤーは「5-5になった時、勝つためには完璧なプレーをしなければならないことは分かっていた。ほぼ完璧なプレーができたけど、最後のタイブレークでは、クズネツォワが良すぎたわ。」と、敗因を分析していた。
試合中に好不調の波が激しかったクズネツォワは「試合を終わらせるチャンスを握った時に、それをしっかり取りきれるように、もっと練習を積まなければならない。」と自身への課題を上げていた。準々決勝ではA・モレスモ(フランス)と対戦する。
その他、前年度チャンピオンで2連覇を狙う第2シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)がA・パブリュチェンコワ(ロシア)を6-1, 6-4で、第3シードのF・ペネッタ(イタリア)もI・ベネソバ(チェコ共和国)を7-6 (7-1), 6-4と、いずれもストレートで下して8強入りを決めた。
この日8本のサービスエースを記録したペネッタは「大切なポイントで、サーブに助けられたわ。ミスも少なかったし、終始積極的なプレーができた。」と勝利に満足気だった。
ウォズニアキはV・ラッツァーノ(フランス)と、ペネッタはM・リバリコワ(スロバキア)とベスト4入りを懸けて戦う。ラッツァーノは第5シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)と対戦中、3-6, 6-4と1セットオールにしたところでラドワンスカが右手の怪我のため、リバリコワは第6シードのM・バルトリ(フランス)と対戦中、1-6, 7-6 (7-5), 2-0とリードしたところでバルトリが左太腿の怪我で、それぞれ相手が棄権を申し入れ、勝利が転がりこんできた。
残りの試合ではE・ヴェスニナ(ロシア)が第9シードのS・ストザー(オーストラリア)を3-6, 6-3, 6-4の逆転で下す金星を上げ、A・チャクエタゼ(ロシア)との準々決勝へ進んだ。
今大会の優勝賞金は9万8500ドル。
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