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女子テニスツアーのガス・ド・フランス・グランプリ(ハンガリー/ブタペスト、賞金総額22万ドル、クレー)は12日、シングルス決勝が行なわれ、第4シードのA・サバイ(ハンガリー)が、第1シードのP・シュニーダー(スイス)を2-6, 6-4, 6-2のフルセットの逆転で下し、キャリア通算3度目のツアー優勝を果たした。
この試合の第1セット、サバイはシュニーダーのサービスゲームで2度のブレークに成功したものの、逆に4度のブレークを許し第1セットを先制されてしまう。しかし、第2セット第3ゲームでブレークに成功しリードを奪ったサバイは、そのままセットオールに追いつくと、ファイナルセットでも2度のブレークに成功し、1時間56分でタイトルを獲得した。
20歳のサバイは「第1セットでは、エキサイトしすぎて経験に勝るパティーにセットを与えてしまった。逆転することが出来て嬉しいし、家にトロフィーを持ち帰ることが出来て満足です。」と、優勝を喜びを語った。
一方、リードを守れず逆転で敗北を喫した30歳のシュニーダーは「今日の彼女のプレーは、とても強かったです。ベストを尽くそうとしましたが、彼女がかけてきたプレッシャーはとても強かった上、私のリターンはそれほど良くはありませんでした。」と賛辞を惜しまなかった。
2007年9月の北京大会以来となるツアー優勝を果たしたサバイは、優勝賞金3万7000ドルを手に入れた。
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