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男子テニスツアーのオルディナ・オープン男子(オランダ/スヘルトヘンボシュ、賞金総額45万ユーロ、芝)は火曜日、シングルス残りの1回戦と2回戦を行い、前日に開始できなかった1回戦では第2シードのT・ロブレド(スペイン)がM・バグダティス(キプロス)に5-7, 2-6のストレートで敗れる波乱に見舞われた。
日没のために前日に開始されることなくこの日へ順延となったこの試合では、2006年に今大会でベスト4入りを果たしているバグダティスが、1度のブレークを許すも、ロブレドのサービスを4回に渡りブレークし、77分で勝利を手にした。「勝つと言うことはいつも良い気分だね。ロブレドのような選手から勝利を上げられたことは、自信に繋がるよ。」と素直に勝利を喜んでいた。
一方負けたロブレドは「芝は得意なサーフェスじゃないんだ。自分のプレーをするには、もう少し時間が必要だね。」と、クレーコートが得意な彼はまだ芝への調整が不十分のようだった。バグダティスはR・スロイター(オランダ)と2回戦で対戦する。
同じく前日に日没のために試合途中で中断していた1回戦では、T・デ=バッカー(オランダ)がB・パウ(ドイツ)を7-6 (7-3), 2-6, 6-3で振り切り2回戦へ進んだ。2回戦では第4シードのR・シュトラー(ドイツ)と顔を合わせる。
同日行われた2回戦でも波乱が続出した。今大会第1シードのF・ベルダスコ(スペイン)が予選から勝ち上がったB・ベッカー(ドイツ)に5-7, 6-7 (4-7)で敗れ、早くも大会を去ることとなった。この日、28歳の誕生日を迎えたベッカーは、ベルダスコのミスもあり1時間43分で勝利を掴んだ。
「疑いもなくこの勝利は、自分のテニス人生での最大の勝利の1つになったよ。」と、の嬉しい誕生日プレゼントを自力で勝ち取ったベッカーは、喜びより驚きの方が大きいようだった。先週、地元ドイツのハーレ大会に続くベスト8入りを決めたベカーは、準々決勝ではK・フリーゲン(ベルギー)を6-2, 6-3のストレートで下したM・ロドラ(フランス)と対戦する。
その他、第5シードのI・クニツィン(ロシア)もD・セラ(イスラエル)に4-6, 3-6で、第6シードのM・ジケル(フランス)もⅠ・ナバロ(スペイン)に4-6, 6-3, 5-7で敗れ、シード勢が揃って敗退する結果となった。セラはバグダティスとスロイターの勝者と、ナバロは第3シードのD・フェレール(スペイン)とO・エルナンデス(スペイン)の勝者と準々決勝を行う。
今大会の優勝賞金は7万1700ユーロ。
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