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先週の日曜日にウィンブルドンで行われた、センターコートの移動式屋根のこけら落としのエキシビション。そのためにトレーニングを再開したK・クレイステルス(ベルギー)は、本格的にツアーでプレーをしたい気持ちが高まり復帰を表明し、再び世界のトップレベルに戻れるかチャレンジしたいと言う。
「引退後はほとんどテニスをしていなかった。エキシビションのために数週間練習していたら、また本格的にコートに立ちたいと言う欲求が沸いてきたの。状態もすごく良かったし、ツアーでどれくらいできるかチャレンジしたいと思えるようになった。」と、インタビューに答えた彼女。
日曜日に行われたウィンブルドンでのエキシビションでは、元イギリス男子テニス界のエースT・ヘンマン(英国)、元世界ランク1位同士のA・アガシ(アメリカ)、S・グラフ(ドイツ)夫妻と名を連ね、グラフとの1セットマッチのシングルスとヘンマンと組んだミックスダブルスを行った。
本格的なツアー復帰は、8月からのアメリカのハードコート・シーズンになる予定で、今年最後のグランドスラムであるUSオープンへの出場を念頭に入れている。唯一獲得しているグランドスラム・タイトルが、2005年のUSオープンである彼女は、その思いでの地での復活を目指している。
現在25歳の元女王は、「ただボールを打っているだけだけど、毎週確実に良くなっているって感じるの。驚くほど急速にね。」と、日々の練習に大きな手応えを感じているようだった。
2年前に引退を表明した彼女は、その後アメリカ人のプロバスケットボール選手と結婚をし、2008年2月には第1子となる長女を授かり幸せな結婚生活を送っていた。正式にツアー復帰する前に、6月14日にはオランダで開催されるオルディナ・オープンのエキシビションとして、地元のM・クライチェック(オランダ)と試合を行うことになっている。
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