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男子テニスツアーのマスターズ1000シリーズであるBNLイタリア国際男子(イタリア/ローマ、賞金総額275万ユーロ、クレー)は3日、シングルス決勝を行ない、第1シードのR・ナダル(スペイン)が、ディフェンディング・チャンピオンで第3シードのN・ジョコビッチ(セルビア)を7-6 (7-2), 6-2で下し、今大会4度目の優勝を果たした。
世界ランク1位のナダルは、この3週間で3つのタイトルを獲得、さらにこの期間で失ったセットはわずかに1つと圧倒的な強さを発揮している。またナダルは、5月24日から開幕する全仏オープンで、5連覇の記録達成が期待されている。
そのことについてナダルは「全ての大会は全く違うもの。ローラン・ギャロスで分かる。重要なことは良いプレーをすることさ。もし僕が良いプレーをしたら、両方の大会で良い成績を残せるだろうね、だけど何が起きるかわからないのがテニスだよ。」とコメントした。
一方のジョコビッチは、モンテカルロ大会の決勝で今季ナダルからクレーコートでセットを奪った唯一の選手。今大会の決勝ではストレート負けを喫したものの、準決勝では世界ランク2位のR・フェデラー(スイス)を破るなど調子を上げてきている。
かつての全仏覇者であるT・ムスター(オーストリア)のトレーナーを招聘しているジョコビッチは「最近のマスターズ・シリーズで本当に良いプレーができているし、今の調子にとても満足している。身体的なトレーニングに力を入れている。これからの半月かウィンブルドンまでの2ヶ月を戦い抜くのに必要だからね。」とコメントした。
この日の試合でナダルは、第1セットで2度のブレークに成功したもののジョコビッチに追いつかれてしまう。しかし、タイブレークでは主導権を握り、第1セットを選手すると、続く第2セットではジョコビッチのダブルフォルトに乗じてブレーク、そのリードを守りきった。
試合後の会見でジョコビッチは「チャンスはあった。だけど彼の方が僕よりも上手くプレッシャーに対処していて、それが彼がナンバー1である理由だね。だけど総合的に、今週には満足しているよ。」と、タイトル防衛はならなかった今週を振り返った。
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