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７月６日から１２日にかけてアメリカはロードアイランド州ニューポートで行われるキャンベル殿堂テニス選手権（アメリカ/ニューポート、賞金総額５０万ドル、芝）の大会主催者は、今季の大会に地元アメリカから、Ｒ・ジネプリ（アメリカ）とＳ・クエリー（アメリカ）の出場を発表した。

同大会は５０万ドルの賞金総額を有するＡＴＰ２５０大会で、伝統的な芝の大会。１８８１年から開催されている北アメリカでも歴史の古い大会で、現在では北アメリカで開催される唯一の芝の大会として名を馳せている。

同時に毎年、テニス殿堂入りした選手の表彰式も執り行われており、今年は７月１１日の現地時間１２時３０分に行われる。今年のテニス殿堂入りの表彰式には、プレゼンターとしてモニカ・セレスが招かれおり、ロッド・レーバーの１９６９年の年間グランドスラム達成から４０周年を祝う式典が開催される。

現在世界ランク６８位で２６歳のジネプリは、２００３年の同大会のチャンピオンで、これが自身４度目の出場となる。２６歳のジネプリは、昨年はデルレイ・ビーチ、サンノゼ、ラスベガスでベスト４入りを果たし、またポールシャッハでは８強入りをしており、年末ランキングを５１位で終わらせた。

ジネプリの初タイトルが２００３年の同大会でのもので、第４シードで臨んだその時は、決勝まで１セットも落とさない勝ち上がりで、決勝戦ではＪ・メルツァー（オーストリア）を6-4, 6-7(3), 6-1で下しての優勝だった。グランドスラムでは、地元のＵＳオープンでは２００５年にベスト４入りに成功し、全豪、全仏、ウィンブルドンでも４回戦進出を果たしている。

現在２１歳のクエリーは、１９８ｃｍと長身で現在ではアメリカを代表するトップ選手に成長した。２００８年はラスベガスでは自身初のタイトルを獲得し、キャリア初のトップ５０入りでシーズンを終了し、デビスカップでもアメリカ代表デビューを果たした。

同大会には２００６年の時、１８歳で主催者推薦を受けて初出場しており、その年の６月にプロへ転向した彼のＡＴＰ大会のデビュー戦でもあり、１回戦ではＡ・マーチンを下しデビュー戦を勝利で飾っている（２回戦でＡ・マレー（英国）に敗退）。今年はその時に続いて２度目の出場となる。