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女子テニスツアーのバルセロナ女子オープン（スペイン/バルセロナ、２２万ドル、クレー）は、大会初日の１３日にシングルス６試合が行われ、第１シードのＡ・コルネ（フランス）がＳ・コーエン‐アロー（フランス）に0-6, 3-6のストレートでいきなり敗れるスタートとなった。

世界ランク１５位で現在１９歳のコルネは、同９７位で同胞のコーエン‐アローに第１セットは圧倒され、第２セットでも第２ゲームでブレークを奪われると、コーエン‐アローからブレークバックを奪うことが出来ず、試合に終止符が打たれた。コーエン‐アローは、主催者推薦で出場のＮ・ヤゴステラ=ビベス（スペイン）と予選を勝ち上がったＴ・マレック（ドイツ）との勝者と対戦する。

第２シードのＦ・ペネッタ（イタリア）はＰ・クヴィトバ（チェコ共和国）を6-3, 6-3と、ストレートで破り２回戦進出を決めた。ペネッタは、第１サーブがわずか３５％しか入らなかったが、安定したストロークでサービス・ゲームをしのぎ、クヴィトバのサーブに対してリターンで攻め、クヴィトバは第１サーブでは４２％、第２サーブでも３９％と、自身のサービス・ゲームでポイントが取れなかった。ペネッタはベスト８進出を懸けてＲ・ビンチ（イタリア）と対戦する。ビンチはＰ・パルメンティエ（フランス）を6-4, 7-6 (9-7)で下しての勝ち上がり。

第７シードのＳ・エラーニ（イタリア）はＭ・ヨハンソン（フランス）を2-6, 7-5, 6-3の逆転で退け２回戦へ進んだ。エラーニは、５本ものダブルフォルトを犯したものの、ヨハンソンはその倍以上の１２本とサービスに苦しみエラーニに逆転を許してしまった。２回戦ではＴ・ピロンコバ（ブルガリア）を6-1, 3-6, 6-0で下したＬ・サファロバ（チェコ共和国）と顔を合わせる。

その他の試合では、Ｍ・リバリコワ（スロバキア）がＫ・ザコパロバ（チェコ共和国）を6-1, 7-6 (9-7)で倒し、初戦突破を決めた。リバリコワは、第８シードのＳ・シルステア（ルーマニア）と予選勝者のＡ・ヤキモバ（ベラルーシ）の勝者と２回戦で戦う。

今大会の優勝賞金は、３万７０００ドル。