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4月20日に発表される女子世界ランキングで、現在1位にいるS・ウィリアムズ(アメリカ)に代わって22歳のD・サフィーナ(ロシア)が1位の座に着くことが決まった。11週続いたセリーナの女王の座から新にサフィーナが世界の頂点に立つ。
19人目の女王となるサフィーナは、ロシア人としてはM・シャラポワ(ロシア)に次いで2人目で、実の兄であるM・サフィン(ロシア)も2000年11月に1位の座に着いており、テニス史上初となる兄妹そろって世界の頂点に立つ快挙を達成する。
「世界1位になるなんて、本当に光栄なこと。テニス選手なら誰もが夢に見る。兄が世界1位になってからずっと願っていたことだし、自分にとってはより一層特別なことなの。こうして彼と共に1位の座に着けたことをとても嬉しく思うわ。この1年間の自分の成績を誇りに思うし、それがこうして世界の頂点に立てた結果に繋がったことは疑う余地もないわ。世界1位としてふさわしい選手であることをこれから証明していきたい。」
と喜びを語るサフィーナは、昨年は年初の17位から年末には2位になる活躍を見せていた。同時に、1つのシーズンでランキング1位の選手3人(J・エナン(ベルギー)、シャラポワ、J・ヤンコビッチ(セルビア))を下した初めての選手だった。その活躍から、先月発表になった2008年の『最も成長した選手』に贈られる“Most Improved Player”賞を受賞していた。
ランキングはさかのぼること12ヶ月間のポイントで計算されるが、その間でサフィーナは4つの大会(ベルリン、ロサンゼルス、モントリオール、東京)で優勝を果たし、昨年の全仏オープンと年初の全豪オープンを含む5大会で準優勝を挙げていた。
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