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男子テニスツアーのSAオープン（南アフリカ/ヨハネスブルグ、賞金総額５０万ドル、ハード）は木曜日、シングルス２回戦６試合を行い、第１シードのＪＷ・ツォンガ（フランス）が、Ｄ・イストミン（ウズベキスタン）を6-1, 6-4と危なげなく退け、順当にベスト８入りを決めた。

世界ランク１４位のツォンガは、第１サーブでは８９％、第２サーブでも５５％の確率でポイントを取り、相手にブレーク・ポイントを１度も握らせず、自身が掴んだ３度のブレーク・ポイント全てを生かすなど、同１０４位のイストミンを圧倒した。準々決勝ではＩ・ミナール（チェコ共和国）を6-4, 6-1で下した第７シードのＫ・フリーゲン（ベルギー）と対戦する。

その他のシード勢も順当に８強入りを決めた。第４シードのＧ・ガルシア=ロペス（スペイン）はＬ・マイヤーを6-4, 7-5で、第５シードのＪ・シャーディ（フランス）は予選上がりのＭ・キウディネッリ（スイス）を6-4, 6-4と、いずれもストレートで破り準々決勝へ駒を進めた。

世界ランク７４位のガルシア=ロペスは、６本ものダブルフォルトを犯すも、相手に握られた７本のブレーク・ポイントを６本しのぎ、自身が握った３度のブレーク・ポイントは全て生かすなどし、１時間４４分でマイヤーから勝利を獲得した。

世界ランク６１位のシャーディは、６本のサービス・エースを記録し、１時間１４分で同５０５位で予選を勝ち上がったキウディネッリから勝利を奪った。２００５年１月に自己最高位１２９位まで行った２７歳のキウディネッリは、２００７年２月から２００８年８月まで怪我でツアー離脱を余儀なくされ、今年は復活に懸けていた。

ベスト４入りを懸けてガルシア=ロペスはＦ・ジル（ポルトガル）と、シャーディは予選勝者のＳ・ドゥショーナック（フランス）と同胞対戦をする。ジルは主催者推薦のＲ・デフェスト（南アフリカ）を4-6, 7-5, 6-4の逆転で、ドゥショーナックも主催者推薦のＩ・ヴァンデル=マーウィを6-7(3-7), 7-5, 7-6 (7-5)と、こちらも逆転で倒しての勝ち上がり。

今大会の優勝賞金は７万９０００ドル、優勝ポイントは２５０。