HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
男子テニスツアーのスイス・インドア(バーゼル/スイス、賞金総額89万1000ユーロ、ハード)は土曜日に準決勝を行い、第1シードで地元期待のR・フェデラー(スイス)が、ノーシードから勝ちあがったF・ロペス(スペイン)を6-3, 6-2で一蹴し、見事、決勝進出を決めた。これで両者の対戦成績はフェデラーの7勝0敗となった。
今大会で3連覇をねらうフェデラーは、決勝で第2シードのD・ナルバンディアン(アルゼンチン)と対戦する。ナルバンディアンは、準決勝で第3シードで同胞のJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を6-4, 6-4で下し、決勝進出を決めた。
2000年と2001年には準優勝を飾っているフェデラーは、決勝で今季4勝目をもくろむ。
しかし、フェデラーのナルバンディアンとの過去の対戦成績は9勝8敗で、ほぼ互角となっている。またナルバンディアンは、2002年の今大会で優勝しており、準優勝は2度経験している。
フェデラー戦について、ナルバンディアンは「ロジャー(フェデラー)との対戦はいつもタフ。でも彼と対戦するのは楽しいね。」と話した。ジュニア時代からのライバル同士の対決に注目が集まる。
準決勝で惜しくも敗れたデル=ポトロだったが、先週のマドリードのマスターズ3回戦でもナルバンディアンと対戦しており、そのときは勝利を収めていた。
試合後、ナルバンディアンは「今日は僕に運が味方したみたいだね。先週は彼(デル=ポトロ)の方に運があったけど。」と語った。「サーブはほぼ完璧だった。それが勝因だったと思う。」
20歳のデル=ポトロは今夏までツアー優勝がなかったが、7月以降、シュトゥットガルト、キッツビューヘル、ロサンゼルス、ワシントンDCと4大会連続で優勝を果し、ランキングを81位から9位までに急上昇させていた。
今大会の優勝賞金は14万5200ユーロ。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.