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全仏オープンは大会第9日の2日、女子シングルス4回戦にトップシードのM・シャラポワ(ロシア)が登場したが、同胞の第13シードD・サフィーナ(ロシア)に7-6 (8-6), 6-7 (5-7), 2-6で逆転負け。今年の全豪で優勝し、今大会で狙っていた生涯グランドスラム達成を阻まれた。
第1セットを先取したシャラポワは、第2セットも5-2とリードしたが、ここで雨天のために一時中断。90分後に再開されたが、ここからサフィーナの反撃に遭い、第9ゲームでブレークされてタイブレークに持ち込まれる。
この第2セットではシャラポワに何度もマッチポイントが訪れ、タイブレークでもシャラポワが5-2リードと追い詰めていたにもかかわらず、サフィーナが粘りのテニスでしのぎ、5ポイント連取でセットオールとした。
四大大会2勝のM・サフィン(ロシア)を兄に持つサフィーナは、「第2セットの3-5で彼女(シャラポワ)のマッチポイントの場面で、ウィナーを決めたの。そこで状況が急変した。自分自身がやるべきことに集中して、彼女の好きにさせないようにしたわ。」とコメント。
ファイナルセットはサフィーナの独壇場となり、2度目のローランギャロス8強入りを決めた。「たぶん彼女のペースが落ちたんだけど、ミスを待つようなことはしなかった。チャンスボールは全部叩いていった。」とサフィーナは試合を振り返った。
全仏オープン3連覇中だったJ・エナン(ベルギー)が大会直前に突然引退し、世界ランク1位の座に返り咲いていたシャラポワだが、クレーコートでは再び苦汁をなめることとなった。
試合を行ったスザンヌ・ランラン・コートを去る際に、ブーイングを受けたシャラポワだが、「皆を喜ばすことは出来ないわ。それは私の仕事の範疇じゃない。私はアスリートであって、コートで心を燃やして戦い抜くだけ。彼らはお金を払ってチケットを買って試合を観に来ているのだから、少しは評価するべきよ。」と、それほど気に留めていないようだった。
サフィーナは準々決勝で、V・ズヴォナレーワ(ロシア)をフルセットで下した第7シードのE・デメンティエワ(ロシア)と再び同胞対決を行う。
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