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女子WTAツアーのセルラー・サウス・カップと共催で行われている男子ATPツアーのリージョンズ・モーガン・キーガン選手権は25日、シングルス1回戦を行い、第3シードのT・ハース(ドイツ)がD・ハートフィールド(アルゼンチン)に6-3, 6-2で勝利し、3連覇に向けて好調な滑り出しを見せた。
元世界ランク2位のハースは今季、肩の怪我もあり1勝2敗と不調で、ランキングも30位まで下げている。今年は初戦だったデルレイビーチ国際の1回戦でハートフィールドに敗れていたが、今回見事リベンジを果たした。2回戦では、B・ベッカー(ドイツ)とK・フリーゲン(ベルギー)の勝者と顔を合わせる。
その他の試合では、第7シードのJ・メルツァー(オーストリア)がJ・アイズナー(アメリカ)に6-7 (8-10), 6-3, 7-6 (7-4)で逆転勝ちしたほか、C・グシオネ(オーストラリア)がR・ケンドリック(アメリカ)に7-6 (8-6), 7-6 (7-5)で競り勝ち、地元アメリカ勢を撃破している。また、F・セラ(フランス)、J・ビョークマン(スウェーデン)、A・ファリャ(コロンビア)も初戦を突破した。
この日は、世界ランク9位で第2シードのJ・ブレーク(アメリカ)が、右ひざの負傷のために欠場を発表した。ブレークは1回戦でD・ヤング(アメリカ)と対戦することになっていたが、S・ウォーバーグ(アメリカ)が代わってラッキールーザーとして出場することになった。
28歳のブレークは、2002年のこの大会で初のATPツアー決勝進出を果たしていた。「この2、3週間で膝は悪くなる一方だ。だから、残念ながら棄権せざるをえなかった。治療で良くなることを祈っている。今は苛立ちを覚えるけれど、これを乗り切って、残りの1年を健康に過ごさないといけない。この大会でプレーすることと、ヤングと初対戦することも楽しみにしていたんだけどね。」と語った。
今大会の第1シードは、先週サンノゼのSAPオープンで今季初優勝を飾ったA・ロディック(アメリカ)で、「勢いを積み上げていきたいね。今は調子がいいんだ。これまではどんな時に好調になるか分からなかったから、こんな時こそそれを活かしたい。」とコメント。ロディックは昨年、決勝でハースに敗れて準優勝になっており、今年は初優勝を狙っている。
その他のシード勢は、第4シードがR・シュティエパネック(チェコ共和国)、第5シードがS・クエリー(アメリカ)、第6シードがT・ヨハンソン(スウェーデン)、第8シードがR・ソデルリング(スウェーデン)となっている。
今大会の賞金総額は79万6千ドルで、優勝賞金は16万3千750ドル。
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