- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

2007年テニス20大ニュース(4)◇ヒンギス2度目の引退

元天才少女の復活から2年。2度目の現役生活を送っていたツアー屈指の人気選手、M・ヒンギス(スイス)がコカイン陽性疑惑を告白し、再びコートを去った。

11月1日に記者会見を開いたヒンギスは、今年のウィンブルドン期間中に行われたドーピング検査でコカインの陽性反応が出たことを明かし、同時にツアーからの現役引退を表明した。ヒンギスが検査を受けたのは、L・グランビル(アメリカ)に敗れた3回戦の後で、その後はUSオープンを含む夏のアメリカ・ハードコート大会に参戦。9月の北京の大会を最後に、その後は左臀部の怪我を理由に今季のプレーを終了していた。

グランドスラム大会で5度の優勝を飾っている元世界ランク1位のヒンギスは、「3年の休養を経てツアーに復帰してきて、3大会で優勝でき、ランキングも最高で6位まで上がりました。でも、私はもう27歳で、臀部の故障などもあって、トップクラスでプレーするには年を取り過ぎたと思います。それで、もうツアーで戦わないと決めました。外部委託の会社による検査で、ウィンブルドン選手権の大会中にコカイン陽性反応が出たと告訴されています。これはとてつもなく酷いもので、報道陣に明かすことで真っ向から戦っていく決意をしました。今はとても怒り心頭ですし、私は絶対的に100パーセント無実です。しかし、私はこのような告訴にやる気を無くしていますし、もう一度カムバックする気もありません。この先何年間もドーピング機関と争うことに時間を費やそうとは思っていません。」と、自身の潔白を主張すると共に、ツアーからの引退も明らかにした。

27歳のヒンギスは、シングルス通算43勝、ダブルス通算37勝を獲得。生涯獲得賞金は2013万657ドルにも上る。ヒンギスは、テニス界の伝説と言われるM・ナブラチロワ(アメリカ)と同じ『マルチナ』という名前を授かり、2歳のときからコーチでもある母親の下でテニスを始めた。

1994年に地元スイスでツアー・デビューを果たし、その年の全てのグランドスラム本戦に出場し、早くから才能を見せ付けた。1996年には当時世界ランク1位のS・グラーフに初勝利して注目を集め、同年ツアー初優勝を飾ってトップ10入りを果たした。翌年はシーズン序盤から37連勝を記録し、12タイトルを獲得。念願のランキング1位の座にも就き、『Player Of The Year』を受賞した。同時に16歳3ヶ月26日で全豪オープンを制し、20世紀で最年少グランドスラム・チャンピオンとなった。全豪オープンではその後3連覇を成し遂げた。

97年は春先に痛めた膝のせいで2ヶ月間のツアー離脱を余儀なくされるものの、ウィンブルドンとUSオープンでも優勝を飾って、その後1998年にL・ダベンポート(アメリカ)に明け渡すまで、80週連続世界ランク1位に君臨した。2000年には20大会中18大会でベスト4以上に進出し、9大会で優勝。再び世界ランク1位の座に返り咲き、合計して209週間も女王の座を維持した。その後足首の怪我に悩まされ、2003年に一度ツアーから引退したものの、2006年に現役に電撃復帰。その後は1年でトップ10に復帰し、年末最終戦ツアーチャンピオンシップにも出場。元女王の復活元年としては十分すぎる活躍を果たし、『WTA Comeback Of The Year』にも輝いた。

今季は、相性のよい全豪オープンでベスト8に進出し、東レ・パンパシフィック・オープンで5度目の栄冠に輝いたが、これが最後のツアー優勝となった。

(2007年12月25日15時34分)
その他のニュース

8月19日

準Vシナー 観客に謝罪「申し訳ない」 (6時40分)

優勝も「こんな形で勝ちたくなかった」 (5時55分)

ダニエル太郎 全米OP予選2回戦進出 (5時48分)

アルカラス まさかの形で優勝 (4時52分)

【1ポイント速報】シナーvsアルカラス (4時00分)

8月18日

坂詰姫野 ITF大会7勝目 (14時58分)

激闘制し初V王手「かなり緊張」 (14時08分)

日本勢9名出場 全米OP予選組合せ (12時17分)

大坂なおみ モンフィスと全米OP混合複へ (11時05分)

伊藤あおいら 全米OP予選組合わせ (9時56分)

西岡良仁 ストレート負けで初戦敗退 (8時35分)

【1ポイント速報】西岡良仁vsカレノ=ブスタ (8時09分)

初の決勝進出で最終戦出場決定 (7時53分)

8月17日

アルカラス 試合終了から50分で練習 (15時42分)

試合直前、相手にポケモンカード渡す (14時39分)

19歳の日本選手が出場停止に (12時12分)

決勝はシナーvsアルカラス (11時13分)

アルカラス 7大会連続で決勝進出 (9時41分)

望月慎太郎 逆転負けで決勝逃す (8時36分)

【1ポイント速報】アルカラスvsズべレフ (7時43分)

シナー 誕生日に勝利で2連覇王手 (7時34分)

8月16日

伊藤あおい ベストショット候補に (16時12分)

西岡良仁 初戦は元世界10位に決定 (14時38分)

世界1位と2位が同日に敗退 (13時39分)

世界1位撃破し初のベスト4 (10時47分)

ズベレフ 世界6位に完勝で4強 (9時59分)

アルカラス4強「過酷な状況、大好き」 (8時31分)

【1ポイント速報】ズベレフvsシェルトン (8時01分)

望月慎太郎 第4シード撃破し4強 (7時50分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!