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(ロシア、モスクワ)
クレムリン・カップの男子部門(賞金総額100万ドル)は11日、シングルス2回戦を行い、シード勢が次々に破れる波乱の1日となった。
地元観客の声援を受けた第2シードのM・ヨージニ(ロシア)は、M・ベレー(ドイツ)に5-7, 4-6で競り負けた。「今日は悪いテニスをした訳じゃない。ただ相手のサーブが素晴らしかったし、ストロークも良かった。大事なポイントではもっと冷静にプレーしなければいけなかった。」とヨージニは反省点を踏まえて試合を振り返った。
世界ランク17位のヨージニは、今回の敗戦でUSオープンを含む3大会連続で2回戦敗退となった。金星を手にした同72位のベレーは、USオープンでヨージニを破ったP・コールシュライバー(ドイツ)と準々決勝を行う。
先週のメッツで準優勝をおさめていた第3シードのA・マレー(英国)は、J・ティプサレビッチ(セルビア)に4-6, 5-7のストレートで敗れた。マレーは、ツアーを離れる原因となった5月に痛めた手首の怪我から復帰し、トップ10返り咲きを目指している。
同大会2年連続のベスト8入りを決めたティプサレビッチは、この試合ではファーストサーブでは83%の確率でポイントを獲得するなど好調で、初のベスト4入りをかけてR・シュティエパネック(チェコ共和国)と顔を合わせる。
昨年ファイナリストで第5シードのM・サフィン(ロシア)は、I・アンドレエフ(ロシア)との同胞対決に4-6, 4-6で敗れた。同大会2005年チャンピオンのアンドレエフは、準々決勝でトップシードのN・ダビデンコ(ロシア)の胸を借りる。
この日はダビデンコだけがシード勢で勝ち上がっており、N・ラペンティ(エクアドル)を6-4, 6-4で退けた。同大会2004年・2006年覇者で世界ランク4位のダビデンコは、今シーズンはまだ優勝が無く、今大会で今季初、通算10タイトル目獲得を目指す。
今大会の優勝賞金は14万2千ドル。
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