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(アメリカ、ニューヨーク州フラッシングメドウズ)
USオープン大会3日目の29日、男子シングルス2回戦に第1シードのR・フェデラー(スイス)が全身黒ずくめで登場、予選勝ちあがりのP・カプデビル(チリ)を6-1, 6-4, 6-4、試合時間1時間半足らずで退け、3回戦進出を決めた。
全米4連覇を狙うフェデラーは記者会見で、「今日のプレーには満足している。ナイトセッションでは苦戦するんだ、特に早いラウンドではね。でも
今日はうまくボールを打てたと思うし、積極的にいけたと思う。」とコメント。「今日は、とても競争心のある相手に対してのプレーに喜んでいるんだ。」
この日着用していたウェアについての質問には、「なぜ夜に黒じゃダメなんだい?これは少しタキシードの装いになっていて、黒のシューズと靴下はあまり履かないから、試してみようと思ったのさ。」と説明した。
試合では、序盤からサーブ・アンド・ボレーを駆使したフェデラーが第1セットを23分で先取。クレー巧者のカプデビルを揺さぶった。
第2セットはカプデビルが気迫のこもったプレーで先にサービスブレークを奪い、3-1と一時は先行したが、フェデラーが4ゲーム連取して挽回に成功。2セットアップとリードを広げた。
ファイナルセットではカプデビルが必死の抵抗を続けるが、フェデラーがリラックスしたプレーで流れを掴み、反撃を許さぬまま試合を締めくくった。
これでUSオープンのシングルス23連勝となったフェデラーは、3回戦ではワイルドカードのJ・アイズナー(アメリカ)と対戦する。身長2メートル6センチのアイズナーは、この夏のツアーで急成長を遂げた22歳で、1回戦では第26シードのJ・ニエミネン(フィンランド)を下し、この日の2回戦では予選勝者のR・デフェスト(南アフリカ)を6-3, 6-3, 7-6 (7-4)のストレートで下した。
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