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(アメリカ、ニューヨーク州フラッシングメドウズ)
USオープン3日目、2000年に同オープンを制覇したM・サフィン(ロシア)が1回戦を行い、F・ダンチェビッチ(カナダ)を7-5, 7-6 (7-5), 7-6 (9-7)で下して2回戦進出を決めた。
第2セットでは2-5とリードされたがそこから挽回、また第3セットのタイブレークでもセットポイントをしのいでの勝利だった。
2005年の全豪オープンで2度目のグランドスラム優勝を遂げて以来、サフィンはグランドスラムでは8強入りすらしておらず、今大会こそ活躍の期待が集まっているが、当の本人は必ずしもそうは思っていないようだ。
「今大会、そして今年はいい成績が残せるとは自分では思っていない。最近やっといいプレーができるようにはなったけど、ベスト8に入るのすら難しいのが実情だ。グランドスラムでもう一回優勝するなんてのは、ますます難しくなってきている。そりゃ、R・フェデラー(スイス)が誰かに敗れる波乱があったり、R・ナダル(スペイン)が怪我でもすれば、僕にだってチャンスが回ってくるけどね。」と、どことなくトーンダウン気味。暴れん坊のイメージがあるサフィンだけに、もう少し奮起して欲しいというのがファンの願いだろう。
2回戦ではS・ワウリンカ(スイス)と対戦する。
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