HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
(イギリス、ウィンブルドン)
今年のウィンブルドンは連日の雨でスケジュールが大幅に遅れ、2週目の火曜日(大会8日目)を終わっても男子シングルス3回戦が消化されない状況となっている。優勝候補でもある第2シードのR・ナダル(スペイン)やN・ジョコビッチ(セルビア)らが、先週土曜から順延となっている3回戦を再開すべくコートに登場したが、この日も雨で中断となり、明日へ持ち越しとなった。
ナダルとR・ソデルリング(スウェーデン)との3回戦は、ミドル・サンデーをはさんで月曜日に行われ、ナダルが着実に点を重ねて2セット先取。しかし、6-4, 6-4, 6-6 (7-7)とあと2ポイントで試合に勝つというところで、土砂降りの雨で中断。約2時間後に再開すると、ソデルリングが見違えるようなプレーでタイブレークを制し、第3セット、第4セットと連取、試合をフルセットに持ち込んだところで、またも雨が振り出し、翌日に順延となった。
明けた火曜日も、ファイナル・セットでナダルが3-2とリードしたところで再び雨に祟られ、約1時間後に再開されてからもわずか3ゲームしか行われることはなく順延が決定した。
全仏オープンで3連覇を達成したナダルは、4月中旬から現在まで30勝2敗と軍を抜く強さを見せている。昨年の今大会では見事準優勝を飾ったナダルは、これまでのグランドスラムでは5大会連続でベスト8以上に勝ち上がっている。
第4シードのジョコビッチとN・キーファー(ドイツ)の3回戦も、7-6(7-4), 6-7(6-8)と1セット・オールとしたところで水曜日へと順延となった。月曜日に開始されたこの試合は、ジョコビッチがリードしたところで火曜日へと順延になっていた。この日再開後、第2セットをタイブレークの末にキーファーが取り、試合を振り出しに戻した。
また4回戦でも第3シードのA・ロディック(アメリカ)がP・H・マチュー(フランス)と対戦したが、6-2, 6-5とリードしたところで順延となってしまった。全仏オープンでは1回戦敗退だったロディックだが、持ち前のビッグ・サーブで今大会ではこれまですべてストレート勝利を上げている。
これまで2度準優勝を飾っているロディックは、R・フェデラー(スイス)に続いて8強入りを決めたいところ。トップ・シードのフェデラーは第13シードのT・ハース(ドイツ)と4回戦を行う予定だったが、ハースが腹筋の断裂による棄権のため、労せず準々決勝進出を決めている。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.