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(イギリス、ウィンブルドン)
ウィンブルドン4日目、シングルス2回戦を行った第2シードのM・シャラポワ(ロシア)はS・ブレモン(フランス)を6-0, 6-3と寄せ付けず3回戦へ駒を進めた。第4シードA・モレスモ(フランス)、第5シードS・クズネツォワ(ロシア)、第6シードA・イバノビッチ(セルビア)らも順当に勝ち進んだ。
2004年のチャンピオンで、その後2年連続してベスト4入りしているシャラポワは、サービス・エースはわずかに1本だったが、ファースト・サーブの確率は79%と高く、19本のウィナーを記録するなど、内容的には申し分のないプレーを見せた。
「第1セットはかなり安定したプレーができた。風が強くてやりにくかっただけに、上手くプレーできたのは嬉しかった。」とシャラポワは試合を振り返るが、第2セットでは集中力が途切れてしまったと多少反省していた。
モレスモもY・モイスバーガー(オーストリア)を6-1, 6-2で一蹴した。7本のサービス・エースと34本ものウィナーを上げるなど、54分で勝利を手中に収めた。
「今日はあまりサーブの調子が良くなく、ダブル・フォルトもあちこちで犯してしまった。第1セット終わったところで試合を振り返って、第2セットに向けて気を引き締めた。」と、モレスモは試合後にコメントしていた。
その他、これまで2度ベスト8入りしているクズネツォワは、B・マテック(アメリカ)を7-6(7-2), 6-4で下した。マテックの10本のミスに対して17本のミスを叩いたクズネツォワだったが、31本ものウィナーを決める攻撃的な展開で、84分で勝利を決めた。
イバノビッチもM・トゥ(アメリカ)を6-4, 6-3のストレートで倒し、3回戦進出を決めた。
日本期待のエースの杉山愛(日本)は、A・コルネ(フランス)を4-6, 6-0, 6-3の逆転で下し、3回戦ではシャラポワと対戦する。第13シードのD・サフィーナ(ロシア)を6-4, 7-5のストレートで下す金星を森上亜希子(日本)が上げた。3回戦ではヴィーナスの胸を借りる。
第8シードのA・チャクエタゼ(ロシア)はT・プーチェック(ベラルーシ)を6-2, 6-1で、その他のシード勢の勝者は、第10シードのD・ハンチュコバ(スロバキア)、第11シードのN・ペトロワ(ロシア)、第12シードのE・デメンティエワ(ロシア)も揃って3回戦進出を決めた。
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