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(イギリス、ノッティンガム)
ノッティンガム・オープン(賞金総額47万3千ドル)は金曜日に、前日から延期となっていた準々決勝、そして準決勝を行った。
まず準々決勝で第8シードのA・クレマン(フランス)が第1シードのR・ガスケ(フランス)を6-4, 6-3で下した。ガスケは今大会で一昨年・昨年と2連覇していた。
続けて行われた準決勝で、クレマンは第4シードのベテランJ・ビョークマン(スウェーデン)を6-2, 6-4で下し、見事決勝進出を決めた。
クレマンの決勝の相手はI・カルロビッチ(クロアチア)。カルロビッチは第2シードのD・ツルスノフ(ロシア)を7-5, 6-4で下した。試合時間は1時間25分で、28歳のカルロビッチは16本のサービスエースを決め、今大会合計エース数は80本となった。
試合後カルロビッチは、「(決勝まで進むとは)予想していなかったよ。ウィンブルドンに向けた調整として、今大会で数試合こなすことを考えていた。でも現状はそれ以上となった。今週決勝に残れてうれしいよ。」と、自らの期待を超える勝ち上がりを喜んだ。
豪雨により、大会側は芝のコートからインドアのハードコートに会場を移すことを余儀なくされた。
これについては、「インドアのほうがフットワークが楽だ。」と語るカルロビッチに対して、ガスケは、「芝のコートでプレーしたかったから、残念だ。コートのコンディションが全く違って、別の大会に出場しているようだったよ。このコートは気に入らなかったね。」と不満が残った様子。
ツルスノフは降雨により途中中断となっていた準々決勝G・ガルシア=ロペス(スペイン)戦を4-6, 6-3, 7-5でこなしての準決勝だったが、カルロビッチには惜しくも敗れた。
2006年の今大会で準優勝を飾っていたビョークマンも、延期となっていた第6シードP・H・マチュー(フランス)(フランス)との試合を2-6, 6-3, 6-4で片付けての準決勝だった。
今大会の優勝賞金は7万5千ドル。
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