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(イギリス、バーミンガム)
芝シーズンの初戦となるDFSクラシック(賞金総額20万ドル、ティア3)は、世界ランキング2位のM・シャラポワ(ロシア)をトップシードに迎え月曜日に開幕した。
シャラポワは、先の全仏オープンでは4回戦でP・シュニーダー(スイス)との大接戦を勝ち抜き、準々決勝でも同胞のA・チャクエタゼ(ロシア)を下して、自身初となるベスト4入りを果たした。しかし準決勝ではA・イバノビッチ(セルビア)の前にミスを重ね、まさかの大敗を喫していた。
今大会は、2004年と2005年には2連覇を果たしている相性のよい大会で、2004年はその後ウィンブルドンで頂点に立っている。シャラポワは今季これまで優勝こそないが、参加6大会中4大会でベスト4以上の成績と、安定した戦いぶりを見せているだけに、得意の芝シーズンでの活躍が期待される。
上位8シード選手は1回戦が免除されているため、シャラポワの初戦となる2回戦では、予選から勝ち上がったL・オスターロウ(アメリカ)と対戦する。オスターロウはこの日の1回戦でV・レプチェンコを7-6(9-7), 6-3で下しての勝ち上がり。
第2シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)も、全仏では初の準決勝進出を果たし(優勝したJ・エナン(ベルギー)に敗退)、世界ランキングも自己最高の3位に躍り出た。2年前は今大会で準優勝を上げており、昨年はJ・ジャクソン(アメリカ)(優勝)に3回戦で敗れている。初戦の2回戦ではT・ピロンコバ(ブルガリア)と顔を合わせる。
その他第3シードのD・ハンチュコバ(スロバキア)以下、N・リー(中国)、M・バルトリ(フランス)、A・ボンダレンコ(ウクライナ)、杉山愛(日本)、全仏オープン女子ダブルス優勝のM・サンタンジェロ(イタリア)らのシード勢が2回戦から登場する。
月曜日の1回戦には第9シードから第16シードのシード選手が登場、J・バクレンコ(ウクライナ)、A・ラドワンスカ(ポーランド)、M・トゥ(アメリカ)、E・ダニリドー(ギリシア)、M・キリレンコ(ロシア)らは順当に2回戦進出を決めたが、M・クライチェック(オランダ)は唯一のシードダウンとなった。
前年度覇者のV・ズヴォナレーワ(ロシア)は今年は出場していない。今大会の優勝賞金は2万8千650ドル。
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