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(フランス、パリ)
全仏オープンは2日目も初日に続き雨にたたられる中、第26シードのV・ウィリアムズ(アメリカ)が1回戦を行い、地元の声援を受けるフランス期待の若手A・コルネ(フランス)を6-4, 6-3で退け、2回戦へ駒を進めた。
朝からの雨のため3時間も遅れて開始された試合は、序盤はお互い譲らない展開で4-4まで競り合っていたが、ヴィーナスはそこからリズムをつかみ2ゲーム連取して第1セットを先取した。
現在ランキング118位のコルネは17歳とフランスのホープで、第2セット出だしでブレークされたがブレークバックし2-2と盛り返した。しかし経験と実力に勝るヴィーナスに再びブレークを許し、その後は一方的な流れのまま試合に決着がついた。
ヴィーナスは5回もグランドスラムで優勝しているが、ここ全仏では2002年に準優勝(妹のS・ウィリアムズ(アメリカ)が優勝)したのが最高成績で、タイトルはまだない。しかしプレッシャーは感じていないと言う。
「唯一のプレッシャーがあるとすれば、自分に期待することが原因。でもなるべくそうしないようにしている。前にも言ったように、健康でプレーが続けられることに今はとても満足している。ここ何年か、怪我には泣かされっぱなしだったから、それが一番重要だと思うわ。」と、ヴィーナスは心境を語った。
2回戦ではA・ハークルロード(アメリカ)と対戦する。ハークルロードはA・ウォズニアッキのとの1回戦を6-2, 7-6(7-1)で下しての2回戦入り。
森上亜希子(日本)も1回戦を行ったがシードの壁は破れず、第19シードのT・ガルビン(イタリア)に7-6(7-2), 6-4で惜しくも敗れ、昨日の中村藍子(日本)に続いて姿を消した。
その他のシード勢では、第16シードのN・リー(中国)と第27シードのS・ストザー(オーストラリア)が2回戦進出。今大会初めてのシード・ダウンにあったのは、第31シードのS・ブレモン(フランス)で、M・クライチェック(オランダ)に3-6, 3-6のストレートで敗れてしまった。
前日からの順延も含み、この日は35試合行われる予定だった女子の1回戦だが、終了したのはわずか6試合。前日の日曜日も12試合中4試合しか消化できなかった。
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