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(スペイン、バルセロナ)
セアット・ゴド・オープン(賞金総額116万ドル)は25日、当地でシングルス2回戦を行い、トップシードのR・ナダル(スペイン)がK・フリーゲン(ベルギー)を6-1, 6-2の一方的な試合で退け、大会3連覇に向けて幸先のよいスタートを切った。同時にクレーでの連勝記録を68に伸ばした。
ナダルは先週、R・フェデラー(スイス)をストレートで破り、1セットも落とさない完全優勝でモンテカルロ・マスターズ3連覇を達成したばかり。この日も自身のサービスゲームではわずか4ポイントしか落とさない完勝だった。3回戦では、第13シードのR・ソデルリング(スウェーデン)を7-6(7-4), 7-6(7-2)で下したT・ヨハンソン(スウェーデン)と対戦する。ナダルはこの大会では2003年の2回戦でA・コレッジャ(スペイン)に敗れたのが最後の黒星で、M・ウィランダー(スウェーデン)以来の3連覇を狙う。
この日はスペインの人気選手たちが大勢登場し、会場は大いに盛り上がった。
元同大会覇者同士の対決となった第16シードC・モーヤ(スペイン)対F・マンティヤ(スペイン)の試合は、3-6, 6-3, 6-4でモーヤが競り勝った。モーヤは、3回戦では第4シードのD・ナルバンディアン(アルゼンチン)と対戦する。ともにプロ転向して10年以上ツアーで戦ってきた30代のベテランのモーヤとマンティヤは、練習も一緒にする親しい仲。1999年チャンピオンのマンティヤに勝った2003年チャンピオンのモーヤは、今年はシドニーとアカプルコで準優勝を上げており、今大会で今季初優勝を目指す。
第5シードのD・フェレール(スペイン)はP・ゴールドスタイン(アメリカ)を6-0, 6-0の「ダブル・ベーグル」で圧倒し、スペイン国内第3位としての存在感を見せた。第7シードのJ・C・フェレーロ(スペイン)は、試合開始直後に胃痛のため棄権し、ゲームカウント1-2でP・アンドゥハルに敗れた。また、同じく地元出身の第14シードN・アルマグロ(スペイン)も7-6(5-7), 4-6, 1-6でF・ボランドリ(イタリア)の前に屈した。ノーシード選手では、O・エルナンデス(スペイン)がB・ベッカー(ドイツ)に6-1, 7-6 (7-4)で勝っている。
シード勢の試合では、第2シードのN・ダビデンコ(ロシア)が予選上がりのY・シューキン(ロシア)に6-4, 3-6, 6-2のフルセットで勝ち、今季初のクレーでの勝利をものにした。ダビデンコは5大会ぶりのベスト8進出を掛けて、F・ボランドリと3回戦で顔を合わせる。
その他、2回戦の結果は以下のとおり。
J・ニエミネン(フィンランド) (6) ○-× A・セッピ(イタリア), 6-4, 7-5
J・I・チェラ(アルゼンチン) (8) ○-× V・スペーディア(アメリカ), 6-3, 6-3
G・カニャス(アルゼンチン) (12) ○-× J・バネック(チェコ共和国), 6-1, 6-1
B・パシャンスキ(セルビア) ○-× A・パベル(ルーマニア), 6-3, 4-6, 6-2
P・スタラーチェ(イタリア) ○-× S・ボレッリ(イタリア)(イタリア), 6-4, 6-3
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