HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
(アラブ首長国連邦、ドバイ)
ドバイ・デューティフリー・男子オープン(賞金総額150万ドル)は、水曜日にシングルス2回戦の全8試合が行われ、世界ランキング1位のR・フェデラー(スイス)が出だしで手こずったものの、D・ブラッチアリ(イタリア)に7-5, 6-3のストレートで勝利し、ベスト8が顔を揃えた。
この日はファースト・サーブの確立が62%と、サービスに本来の調子を出せずにいたフェデラーだったが、セット終盤でブラッチアリのゲームをブレイクして第1セットを先取すると、第2セットは序盤でリードに成功し、そのまま試合をものにした。準々決勝ではR・シュトラー(ドイツ)を7-6(7-5), 6-3で下した第7シードN・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。
フェデラーは、この大会で2003年から2005年まで3連覇を飾っていたが、昨年は決勝でR・ナダル(スペイン)にフルセットで敗れ、4連覇を阻止された。またフェデラーはこの日の勝利で38連勝目と、自己記録を引き続き更新した。そして、今週はランキング1位の座も連続161週目で、ATP歴代記録を塗り替えている。
また第2シードで大会連覇を狙う世界ランク2位のナダルは、この日I・アンドレエフ(ロシア)に6-2, 3-6, 7-6(7-2)で辛勝し、8強入りを決めた。第1セットを先取したナダルは、第2セットはリズムを崩して奪い返され、第3セットも先にブレークを許す劣勢の展開となったが、終盤にかけて挽回に成功するとタイブレイクを7-2で制して熱戦をものにした。
一方、第4シードのN・ダビデンコ(ロシア)と第6シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)はシードを守れず2回戦負け。ダビデンコは8回ものダブルフォルトを犯すなど不安定なプレーで、O・ロクス(ベルギー)に6-4, 4-6, 2-6の逆転を許し、過去3連勝していたロクスに対し初黒星を喫した。ベルディフはM・ヨージニ(ロシア)に6-7(6-8), 3-6で足元をすくわれた。24歳のヨージニは、先週のロッテルダムで自身3度目の優勝を上げ、この日も10本のサービスエースを決めるなど好調で、今シーズンの成績を15勝4敗とした。ヨージニはナダルと準決勝への切符を争う。
先週のメンフィスで2連覇を達成した第5シードのT・ハース(ドイツ)は、F・セラ(フランス)を7-6(7-5), 6-3のストレートで下し、ロクスと準決勝で顔を合わせる。その他、F・サントロ(フランス)がG・シモン(フランス)を6-4, 6-2で、R・ソデルリング(スウェーデン)がD・フルバティ(スロバキア)を6-3, 7-5でそれぞれ倒し、準々決勝に駒を進めた。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.