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(チェコ、オストラバ)
2007年男子国別対抗戦、デビスカップが2月9日に開幕した。1回戦で強敵チェコと対戦するアメリカは、第1試合でA・ロディック(アメリカ)がI・ミナール(チェコ共和国)と、第2試合でJ・ブレーク(アメリカ)がT・ベルディフ(チェコ共和国)とそれぞれ対戦する。チェコは1980年にデビスカップを制覇したことがあり、昨年も準決勝まで進んでいる(ロシアに敗退)。
アメリカチームを率いるP・マッケンロー(アメリカ)監督は、「アンディが(ブレークよりも)先に試合をするのはとても良いことだ。これによりジェームスの体力が回復する時間を持てるのだから。」と話していた。ブレークは、先週のデルレイビーチ国際で準優勝した後、その足でチェコに移動するという強行スケジュールだったことから体力面で不安があるとされていた。しかし、当のロディック、ブレークともに、オーダーについて、さほど気にかけてる様子はない。「(試合の順番は)あまり関係ないよ。誰かが最初にプレーしなくてはいけないわけだから。後に出るほうが、引き分けで回ってきたときは、よりプレッシャーがかかるわけだしね。」とロディックが語ると、ブレークも、「僕はアンディのプレーを見るのが好きなんだ。彼は今すごく調子が良いしね。僕らはプロだしこういう状況は何度も経験している。第2試合で戦うことについてもとても興奮しているのさ。」と話していた。
今回のチェコ戦で、アメリカにとっても最も辛いのは、サーフェスがクレーということかもしれない。クレーはアメリカ人選手にとって最も相性の悪いサーフェースで、1997年のブラジル戦で勝利をあげて以来負け続けているのだ。そんなハンデにも関わらず、ロディックは勝利を疑っていないようだ。「このコートでは良いプレー(練習)が出来ていて、日を追うごとに良くなってきている。」
また土曜日に行なわれるダブルスには、デビスカップ通算9勝1敗を誇るブライアン兄弟が登場する予定で、B・ブライアン(アメリカ)/M・ブライアン(アメリカ)組は、L・ドロウィー(チェコ共和国)/P・ビズネル(チェコ共和国)組と対戦する。ボブ・ブライアンは、「タフな試合になるだろう。デ杯で対戦するダブルスチームは急造ペアであることが多い中、今回僕らが戦う相手は長年ペアを組んでたくさんの試合をこなしてきている。なかなか隙は無いかもしれないが、僕らの調子も良いので自信を持って試合に臨むつもりだ。」と、話していた。
日曜日はリバースシングルスが行なわれる予定で、ロディック対ベルディフ、ブレーク対ミナールという対戦カードが組まれている。
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