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(フランス、パリ)
水曜日に行われたフランス・ガス・オープン(賞金総額60万ドル、ティア2)に、今シーズンこれまで試合に出場していなかったJ・エナン(ベルギー)がトップシードとして2回戦に登場し、E・ロワ(フランス)を3-6, 6-2, 6-2の逆転で下し、シーズン初戦を白星で飾った。
エナンは第1セット、ファーストサーブの確率が65%と調子がつかめず、相手にブレイクを許してセットを失ったが、その後リズムを取り戻し、続く2セットで11本ものサービスエースを奪う猛攻を見せ試合を決めた。終わってみれば計14本のサービスエースを記録し、ファーストサーブが入ると39本中32ポイントを上げる安定ぶりだった。エナンは、昨年は全仏オープンで優勝を上げ、それ以外のグランドスラムでもすべて決勝へ進む大活躍を果たし、年末ランキング1位でシーズンを終えていた。しかし、個人的理由で今シーズンはこれまで全豪オープンを含む全ての大会に出場していなかったことから、現在はシャラポワに次ぐ2位にランキングを下げている。
その他の2回戦では、全豪オープンでは4回戦でS・ペア(イスラエル)にまさかの敗北を喫してしまっていた第3シードのS・クズネツォワ(ロシア)が、K・シュレボトニック(スロベニア)との2回戦に登場し、6-7 (4-7), 6-4, 7-6 (7-4)でフルセットの熱戦を制し初戦突破。また第7シードのD・サフィーナ(ロシア)もC・パン(フランス)を2-6, 6-2, 7-6(7-5)の逆転で下している。
この日は残りのシングルス1回戦も行われた。ランキング13位で今大会第8シードA・チャクエタゼ(ロシア)は、全豪オープンでベスト8入りする活躍を見せた勢いそのままに、この日もO・ポウチコワ(ロシア)を6-2, 6-0の圧勝で退けて2回戦進出を決めた。全豪オープン準々決勝で、準優勝したトップシードのM・シャラポワ(ロシア)に互角の打ち合いをしながらも敗れたチャクエタゼだが、シーズン開幕戦のホバートでは見事優勝を飾っており、この日も完全に試合の主導権を終始手中に収めての勝利。今季の成績を10勝1敗としたチャクエタゼは2回戦で、S・ブレモン(フランス)を6-2, 7-5で下したA・メディーナ=ガリゲス(スペイン)と対戦する。
1回戦の最後の試合は、T・ゴロバン(フランス)とA・コルネ(フランス)のフランス勢対決となったが、試合はゴロバンが6-2, 6-2で制し初戦突破を果した。木曜日は残りの2回戦が予定されており、第2シードのA・モレスモ(フランス)対N・デシー(フランス)のフランス勢対決や、第5シードN・バイディソバ(チェコ共和国)対L・サファロバ(チェコ共和国)の若手チェコ勢対決などが組まれている。
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