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(ロシア、モスクワ)
男女共催で行われるクレムリン・カップが月曜日からスタートした。女子部門(賞金総額134万ドル、ティア1)には、第1シードのA・モレスモ(フランス)や第2シードM・シャラポワ(ロシア)をはじめトップ10選手のうち7人もが出場し、タイトルを狙う。
モレスモは全豪オープン、ウィンブルドンと今季2つのグランドスラム優勝を遂げたが、USオープン準決勝では同オープン優勝のシャラポワに敗れた。その後は9月に北京の大会で準優勝したのが唯一のツアー参戦となっている。世界ランキング3位のシャラポワも、自己2つ目のメジャー・タイトルとなったUSオープン以来初の大会出場となる。この二人、および第3シードのS・クズネツォワ(ロシア)、第4シードのE・デメンティエワ(ロシア)は、1回戦免除で2回戦からの登場となる。
月曜日行われた1回戦では、第8シードのN・バイディソバ(チェコ共和国)が地元ワイルドカードで、今年のUSオープンジュニア女子チャンピオンのA・パウリュチェンコワを6-3, 6-3で退けて2回戦進出を決めた。その他、S・ペア(イスラエル)やE・リホフツェーワ(ロシア)も勝ち上がっている。
昨年覇者のM・ピアース(フランス)は、今年は出場していない。
男子部門(賞金総額100万ドル)では、2004年に今大会で優勝しているトップシードのN・ダビデンコ(ロシア)を筆頭に、第2シードのD・ツルスノフ(ロシア)、第3シードM・ヨージニ(ロシア)らロシア選手が上位シードとして登場する。ツルスノフは先週月曜にムンバイ・オープンで初の優勝を遂げたばかり。またM・ヨージニはUSオープンでベスト4入りするなど、このところ力をつけてきている。
この日行われた試合では、J・ヘルニチ(チェコ共和国)が第5シードのF・ボランドリ(イタリア)を6-1, 6-4で倒す波乱を演じている。また地元ワイルドカードのT・ガバシュビリ(ロシア)はG・ミュラー(ルクセンブルグ)を7-6 (7-3), 6-3で倒して2回戦進出を決めた。
昨年度覇者のI・アンドレエフ(ロシア)は、今年は参戦していない。
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