- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

さようなら、アガシ、現役最終戦は感動のるつぼに

(アメリカ、ニューヨーク州フラッシング)

USオープン7日目の日曜日、この大会を限りに引退を表明しているA・アガシ(アメリカ)が3回戦に登場、まだ無名に近いベンヤミン・ベッカー(ドイツ)を相手に5-7, 7-6(7-4), 4-6, 5-7の大接戦の末、惜しくも敗れ、ついに現役最終戦となった。

USオープン21年連続出場で、2度の優勝経験を持つアガシは、1回戦、2回戦とA・パベル(ルーマニア)M・バグダティス(キプロス)との激戦を制し3回戦進出を果たしていた。いずれの試合も怪我を抱えるベテランには肉体的にこたえるような長丁場となり、試合後にはコルチゾンをやむを得ず打つなどまさに満身創痍の状態だった。

父親のマイク・アガシは、5時間近い死闘となったバグダティス戦の後、「もうここらで辞めたらどうか」と話したそうだが、アガシは、「ここで辞めるくらいなら、もうとっくの昔に辞めていた。ここに来たのはこんな形で辞めるためではなく、勝つためなんだ。」と答えていたという。

ベッカーとの試合は、当初土曜日に予定されていたが、雨で順延されたため、アガシには嬉しい休息の一日が与えられることとなった。晴天に恵まれた日曜のビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニス・センターには、アガシを見ようと24,000人近いファンがアーサー・アシュ・スタジアムを埋め尽くした。

第1セットは出だしこそアガシが一歩前に出た感じだったが、第3ゲームでブレークポイントを4回ふいにするとブレークできず、その後はベッカーにつきが回ってくる。5-6でこれを決めればタイブレーク突入となるサービスゲームを、アガシが痛恨のダブルフォルトで落とし、第1セット先取を許してしまう。アガシが身体に痛みを覚えているのは誰の目にも明らかだったが、アガシはそれをものともせず、続く第2セットを強靭な精神力で奪い返す。この時既に試合開始後1時間46分が経過していた。

全観衆がアガシに大声援を送り、ベッカーがドロップショットでも使おうものなら大ブーイングを食らうといった状況の中、ベッカーは勝つことだけに全神経を集中させ勢いを絶やさずに第3セットを奪ってみせた。第4セットも拮抗した展開となり、第10ゲーム(ベッカーのサーブ)でアガシが先にセットポイントを握るが、ベッカーが窮地をしのぐと、逆にベッカーは第11ゲームでアガシのサービスをブレークし6-5でサービング・フォー・マッチを迎える。そしてアガシ現役最後のゲームは、ラブゲームで相手に献上することになった。

現役選手として最後の瞬間を迎えたアガシは、目を真っ赤にして涙に溢れていた。「お父さんがなんでこんなに泣いているのか、子供に説明しないといけないね。」と、アガシは自らも沸きあがる感情を抑えきれない様子だった。「スコアボードの表示は僕が負けたことになっているけれど、そこには書かれていない大事なことがあります。それはこの長い間に渡ってファンの皆さんからもらった厚いサポートです。コートの中でも外でも、それが僕の原動力になっていました。そのおかげで数々のスランプも乗り越えることができました。辛いときでも暖かく迎えてくれた皆さんがいなければ、僕の夢の実現はなかったのです。この21年間、こうして皆さんと知り合えたことが何よりもの宝なのです。」

アガシが会場を去った後も、拍手は鳴り止まなかった。「僕はみんなにさようならと言っている。みんなも僕にさようならと言っている。別れは必ず訪れるものだけど、こうして歴史の一幕が閉じる。この感動はなんとも言葉で言い表せない。この感動は一生忘れない。」プロとして1144試合、通算870勝274敗の輝かしい功績を残してヒーローは去っていった。

さようなら、アガシ。ありがとう、アガシ。

(2006年9月4日8時04分)
その他のニュース

9月15日

大坂 ジュニア選手とラリー (18時11分)

奈良 熱戦の末に本戦逃す (17時27分)

大坂「優勝したい気持ち強い」 (16時56分)

土居/日比野組がツアー初優勝 (15時43分)

輿石亜佑美が一日警察署長に (13時16分)

日比野が日本人対決制し優勝 (12時54分)

【1ポイント速報】土居vs日比野 (12時49分)

内山が今季2度目の決勝進出 (7時26分)

9月14日

錦織らトップ10が勢揃い (20時45分)

東レ予選1回戦、日本勢結果 (19時02分)

22年ぶり 決勝で日本人対決 (18時23分)

大坂「チャンス与えたい」 (17時42分)

大坂ら 東レ組み合わせ発表 (16時35分)

ダニエル太郎 4強入りならず (13時37分)

大坂 東レ会場で練習 (12時38分)

杉田、内山が4強入り (11時43分)

ヒューイットが寄付呼びかけ (10時14分)

土居、日比野が準決勝に登場 (8時59分)

9月13日

香港OP デモ影響で延期に (17時42分)

ハレプ 来季コーチが復帰へ (15時54分)

日比野菜緒、昨年覇者破り4強へ (14時58分)

快勝ダニエル太郎 CH8強へ (13時53分)

大坂 コーチへ「感謝している」 (11時33分)

元1位クレイステルス 復帰へ (10時35分)

マレー 上海にWCで出場決定 (9時00分)

大坂 コーチ関係解消を発表 (6時59分)

9月12日

「ラファは再び証明した」 (19時41分)

土居美咲 熱戦を制し8強へ (18時26分)

杉田祐一8強 内田海智破る (18時07分)

錦織vsフェデラー 先行販売 (16時48分)

奈良くるみは8強ならず (15時14分)

八百長で永久追放と罰金 (14時43分)

ムラデノビッチが8強進出 (13時30分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る



テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!