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ベルギーとイタリアが2-0でリード◇フェドカップ準決勝

女子テニス国別対抗戦のフェドカップの準決勝、ベルギー対アメリカ(ベルギー、オステンド)、イタリア対スペイン(スペイン、サラゴサ)で、初日の土曜日はシングルス2試合が行われた。

ベルギーチームは、今年の全仏覇者で世界ランキング3位のJ・エナン(ベルギー)=アルデンヌが、先週水曜日に疲労を理由に欠場を決めたため、同2位のK・クレイステルス(ベルギー)とK・フリッペンス(ベルギー)という布陣となっている。
一方のアメリカチームは、ウィリアムズ姉妹やL・ダベンポート(アメリカ)といった主要陣を欠き、J・クレイバス(アメリカ)とJ・ジャクソン(アメリカ)という布陣での戦いを強いられている。最高ランキングはジャクソンの67位。

第1試合はフリッペンスがベテランのクレイバスと対戦、地元観客の応援もあり、5-7, 6-2, 6-4で見事逆転勝利を収めた。
20歳のフリッペンスは、「最高の雰囲気だった。観客のみんながエキサイトしてて、私も一緒にエキサイトしてた。とてもいい経験だった。試合で勝てたのも、応援のお陰が大きい。」と興奮気味に語った。

第2試合はクレイステルスが19歳のジャクソンと対戦し、4-6, 6-2, 6-1の逆転勝ちを収めた。
試合後クレイステルスは、背中に痛みがあったが国の誇りのためにプレーを続けた、と話した。「100%の状態ではなかったけど、ここにいることが重要だと思うし、それで痛みも飛んでいってしまうわ。」と話した。

ベルギーチームはあと1勝で、2001年以来の決勝進出を果たす。2001年の決勝では、ロシアを下して優勝している。

一方敗れたアメリカチームの監督Z・ギャリソン(アメリカ)は、「最初の試合が大きかったと思う。ジル(クレイバス)はもう一歩だった。」と語った。「キム(クレイステルス)は第2、3セットに非常にいいプレーを展開していた。でもジャイミー(ジャクソン)のプレーを誇りに思っているわ。そしてまだ残り3試合あるから、まだまだ勝利の行方は分からない。」

ベルギーはアメリカとの対戦は過去4度あるが、これまで1勝もしていない。昨年も両者は1回戦で激突しているが、クレイステルスとエナン=アルデンヌを欠いたベルギーチームは、ダベンポートとV・ウィリアムズ(アメリカ)を擁するアメリカチームに一蹴されていた。

日曜日にはクレイバスがクレイステルスと対戦、ジャクソンがフリッペンスと対戦する。確率は低いと考えられているが、もしアメリカが2勝すれば、天王山となるダブルスで、アメリカチームからはV・キング(アメリカ)/M・ワシントン(アメリカ)組が、ベルギーチームからはC・マエス(ベルギー)/L・バトキウィクスが登場する。

もう一方の準決勝、イタリア対スペインは、F・ペネッタ(イタリア)がA・メディーナ=ガリゲス(スペイン)を6-3, 6-0、わずか70分で一蹴し、またF・スキアボーネ(イタリア)がL・ドミンゲス=リノ(スペイン)を6-4, 7-5で下し、2勝を挙げた。

勝ったペネッタは、「完璧な試合ができて、とてもうれしいわ。」と語った。ペネッタはこれでメディーナ=ガリゲスに対して今季2勝目を挙げ、通算では2勝1敗となった。
イタリアチームのキャプテンであるC・バラッズーチは、「彼女(ペネッタ)は今朝とてもいい練習をしており、また本番でも素晴らしいプレーを見せてくれた。」と称えた。

スキアボーネは5度目のマッチポイントでようやく試合に終止符を打った。両者の対戦は1998年以来で、そのときはドミンゲス=リノが勝利を手にしていた。
「最後のポイントを取るのは重要なことね。間違えば、10も15もマッチポイントがあることがあるわ。」と、勝利の瞬間を振り返った。

イタリアチームはあと1勝で、フェドカップ初の決勝進出を決める。イタリアはワールドカップサッカーでも優勝しており、再度国際舞台でのイタリアの強さを見せつけることができるかどうかに注目が集まる。

日曜日にはスキアボーネがメディーナ=ガリゲスと、ペネッタがドミンゲス=リノと対戦する。スペインがシングルスで2勝しタイに持ち込めば、ダブルスではイタリアチームからR・オプランディ(イタリア)/M・サンタンジェロ(イタリア)組が、スペインチームからはV・ルアノ=パスクアル(スペイン)/M・サンチェス=ロレンソ(スペイン)組が登場する。

フェドカップ決勝は、9月16~17日に開催される。

(2006年7月16日10時12分)
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