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(イギリス、ウィンブルドン)
今年3つ目のグランドスラム、ウィンブルドンが月曜日から開幕した。しかし、その初日から雨により大幅にスケジュールがくずれ、予定されていた64試合中17試合は試合途中で、残りの47試合はプレーが開始されることなく、全て翌日へ持ち越しとなった。
前年度覇者で今年もトップ・シードのR・フェデラー(スイス)は、センターコートでのオープニング・マッチに登場し、R・ガスケ(フランス)と1回戦を行ったが、6-3, 1-2のところで試合が中断された。
ウィンブルドン3連覇中のフェデラーは、先々週のゲリー・ウェバー・オープンでも4連覇を達成し、B・ボルグ(スウェーデン)が築いた芝での連勝記録である41連勝に並んでいた。もしこの日のガスケ戦で勝てば、さらにその記録を更新することになっていた。尚、芝でフェデラーが最後に負けたのは2002年のウィンブルドンの1回戦、M・アンチッチ(クロアチア)戦。
一方のガスケはフェデラーとの4回の対戦で1勝を上げており、先週のノッティンガム・オープンでは、土曜日の決勝戦でJ・ビョークマン(スウェーデン)を下して芝で優勝を飾り、勢いに乗っている。
もしフェデラーが勝ち上がると、イギリス期待のベテラン、T・ヘンマン(英国)と2回戦での対戦となるかもしれない。ヘンマンは1回戦のR・ソデルリング(スウェーデン)戦に勝利を収めると実現する対戦カードとなる。
女子では、第2シードのK・クレイステルス(ベルギー)、第12シードのM・ヒンギス(スイス)、第18シードの杉山 愛などの1回戦が試合途中で火曜日へと順延になった。
クレイステルスはV・ズヴォナレーワ(ロシア)との1回戦で5-4とリードしたところでの順延。
M・ヒンギスは、1997年にわずか16歳でウィンブルドン・チャンピオンとなっているが、今回は2001年に1回戦敗退を記録して以来のウィンブルドンでのプレーとなる。この日はO・サブチュクと対戦中で、6-2で第1セットを先取したところで試合が中断された。
杉山も地元出身のN・カバデー(英国)に5-4とリードしたところで、試合が持ち越された。
ウィンブルドンに雨はつきものだが、2004年の大会では、期間中2日間は終日の雨で全く試合が行われず、それを含め雨による影響がなかったのはたった3日だけという悪天候に悩まされた年もあった。
この日全試合の順延が決定されたのは、現地時間午後7時20分で、雨で中断されてから4時間以上も後になってからのことだった。2日目火曜日の天気予報は、曇りで雨が時折ぱらつく見込み。水曜日は回復する模様。
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