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(ドイツ、ベルリン)
ハンブルグ・マスター大会(賞金総額265万ドル、クレー)初戦で、世界ランキング46位のA・マレー(英国)と、同29位のG・モンフィス(フランス)が激突した。ジュニア時代からライバルということもあり注目を集めた試合だったが、大方の予想に反し、マレーがモンフィスを6-4 6-1のストレートで下し2回戦へ駒を進めた。
先週のイタリア・マスターズ大会でA・ロディック(アメリカ)を撃破しベスト4入りするなど、ここにきて大活躍を見せているモンフィスだったが、この日はマレーの緩急交えたクレバーなテニスの前に守勢に回り完敗を喫した。
ライバル対決を制したマレーは、「マスターズ大会でベスト4入りした選手を6-4 6-1というスコアで破ったのだから、文句なんて何もないさ。今日以上のプレーをしろと言われても無理だね。彼(モンフィス)は先週マスターズ大会でベスト4に入ったという自信に待ち溢れていたけれど、僕はやるべきことだけを全て完璧にこなした。」と笑顔で話していた。
19歳カルテットといわれる、マレー、モンフィス、R・ナダル(スペイン)、R・ガスケ(フランス)の4人は、ジュニア時代から凌ぎを削ってきたライバルで、プロ転向後も全員が揃ってツアーで活躍している。世界ランキングではナダルが2位と頭一つ突出しているものの、モンフィスが29位、ガスケが43位、マレーが46位とトップ50にランクインしている。
クレーでの連勝記録を塗り替えたナダルばかりに世界の注目が集まるが、幼い頃から欧州のクレーで育ったガスケ、マレー、モンフィスの3人が今月末の全仏オープンで上位進出する可能性は十分ある。特に、モンフィスとガスケは地の利を生かし台風の目になるかもしれない。これからも19歳カルテットから目が離せない。
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